B・フェルナンデス&グリーンウッド弾でマンUが鮮やかな逆転勝利!マンCのプレミア制覇は持ち越し

2021年05月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

終盤にはカバーニがダメ押しの一発

絶妙なターンから逆転弾を奪ったグリーンウッド(右)。(C)Getty Images

 現地時間5月9日に開催されたプレミアリーグ第35節で、2位のマンチェスター・ユナイテッドは11位のアストン・ビラと、敵地で対戦した。

 立ち上がりに押し込んだユナイテッドは、6分にビッグチャンス。ショーがワンツーでするするとペナルティエリア内に侵入し、左足で強烈なシュートを放つが、GKマルティネスに弾かれる。

 中盤以降は相手にボールを持たれる時間が増え始め、24分にはトラオレに個の力で突破を許し、左足での絶妙なコントロールシュートで被弾。先制を許してしまう。

 負ければ宿敵マンチェスター・シティのリーグ制覇が決まってしまう状況で、ユナイテッドはポグバらにボールを集め必死に反撃に出るが、リーグで5番目に失点の少ないビラの堅守を前に、決定的な場面を作り出すことはできない。
 
 前半は1点ビハインドで終えるが、52分にポグバがペナルティエリア内で倒され、PKを獲得。これをブルーノ・フェルナンデスがきっちりと決め、同点に追いつく。

 これで完全に勢いに乗ったアウェーチームはさらにその4分後に、ワン=ビサカからペナルティエリア右で相手DFを背負いパスを受けたグリーンウッドが、振り向きざまに左足を一閃。鮮やかにネットを揺らし、瞬く間に逆転に成功する。

 さらに87分には、65分から途中出場したカバーニが、ラッシュフォードのクロスにヘッドで合わせ、ダメ押し点。絶好調のウルグアイ代表ストライカーは、直近3戦で5点目となった。

 結局、89分に退場者も出したビラに、3-1で快勝。この結果、シティの優勝決定は持ち越しとなった。11日にレスターと戦うユナイテッドが敗れれば、2年ぶり7度目のリーグ制覇が確定する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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