ユンカーの公式戦2戦連発弾と阿部勇樹の美麗なFKで浦和が仙台を2-0撃破!

2021年05月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

浦和はホーム埼玉スタジアムでは4連勝

リーグ戦初出場でゴールを決めたユンカー。写真:滝川敏之

 J1リーグは5月8日、各地で13節の7試合を開催。埼玉スタジアム2002で行なわれた浦和レッズとベガルタ仙台の一戦は、2-0でホームの前者が勝利を収めた。

 浦和は0-2で敗れた前節・アビスパ福岡戦から3人を変更。直前に行なわれた5月5日のルヴァンカップ・柏レイソル戦で初出場&初ゴールを記録したキャスパー・ユンカー、GK鈴木彩艶、阿部勇樹を先発で起用した。

 前節・柏戦で2019年11月30日以来となるホーム勝利を挙げた仙台は、真瀬拓海、赤﨑秀平が外れ、蜂須賀孝治、氣田亮真が入り、古巣戦となったマルティノスはベンチスタートとなった。

 試合は、序盤ホームの浦和がビルドアップのミスから仙台にチャンスを与える。

 2分に関口にボールを奪われ、氣田に持ち込まれる。10分にCKを与え、西村拓真にシュートを許す。しかし、この日スタメンのGK鈴木の好セーブもあり無失点に抑える。

 すると15分、浦和は武藤雄樹とユンカーのコンビネーションでシュートまで持ち込むがヘディングシュートはクロスバーの上に。次第にパスワークにリズムが生まれた浦和がボールを保持する展開が増える。
 
 0-0で迎えた58分、浦和は再び前線のコンビネーションから仙台ゴールに迫る。

 2列目でボールを受けた武藤が小泉佳穂とワンツーで中央を突破し、右に開いたユンカーへラストパス。このお膳立てからユンカーが落ち着いてゴール左に決め、浦和が先制に成功する。ユンカーはリーグ戦初得点、ルヴァンカップの柏戦から続き公式戦2連発となった。

 さらに攻撃機会を増やす浦和は、相手ゴール付近でボールを受けた小泉が華麗なトラップで抜け出し、ファウルを誘発。これで得たFKを阿部勇樹が直接決め、75分にリードを広げた。阿部は今季3ゴール目となった。

 その後も、古巣戦となったマルティノスらを投入した仙台に反撃を許さず2-0でリードを守り試合終了を迎えた。

 この結果、ホーム4連勝となった浦和は勝点を20に伸ばし、仙台は同6のままとなった。

 次節、浦和は5月16日に敵地でガンバ大阪と激突。仙台は、12日に川崎フロンターレと第20節の前倒し開催後、15日にホームで福岡と対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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