「信じられないほどの…」モウリーニョはなぜ“悩める名門”ローマのオファーを受けたのか?

2021年05月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

先月19日にトッテナムの監督を解任

来シーズンからのローマで指揮を執ることが決定したモウリーニョ。(C)Getty Images

 5月4日、今シーズン限りで満了となるパウロ・フォンセカ監督との契約を更新しないことを明らかにしたローマは、その数時間後、来シーズンから指揮を執る新監督を公表。前トッテナム監督のジョゼ・モウリーニョと2024年までの3年契約を結んだことを発表した。

 この数週間、ローマは前ユベントス指揮官のマウリツィオ・サッリを招聘するのではないかと囁かかれていたが、先月19日にトッテナムの監督を解任されたばかりの名将に再建を託すことになった。

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 ここ2年は6位、5位とトップ4に入れず、今シーズンもここまで7位と低迷。サポーターからたびたび批判の声があがっていた名門からのオファーをなぜ受けたのか。ローマの公式SNSを通じて、モウリーニョは次のようなコメントを発表している。

「オーナーとの会談の後、私はすぐに彼らの野心を理解した。我々は一緒に勝利のプロジェクトを構築したいと思っている。ファンの信じられないほどの情熱が、私に仕事を受け入れるように説得した。来シーズンが始まるのが待ちきれない。さぁ行こう、ローマ!」

 セリエAで指揮を執るのは、インテルでイタリア初の3冠を達成した2009-10シーズン以来となるモウリーニョ。その手腕に大きな注目が集まっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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