【J1展望】1stステージ・11節|神戸-清水|勝利から遠ざかる両チーム。先に白星を掴むのは? 

2015年05月09日 サッカーダイジェスト編集部

神戸――J1でのホーム通算100勝達成なるか。清水――ミラーゲームを想定しつつ…。

故障者/神戸=山口、ブエノ、安田、三原、P・ジュニオール、相馬 清水=C・ヨンアピン、犬飼、竹内、村松、村田  
出場停止/神戸=なし 清水=なし

J1リーグ 1stステージ・11
ヴィッセル神戸清水エスパルス
5月10日(日)/16:00/ノエビアスタジアム神戸
 
ヴィッセル神戸
リーグ成績(10節終了時):9位 勝点13 3勝4分3敗 13得点・12失点
 
【最新チーム事情】
●全体練習に合流した森岡と増川はベンチメンバーとして戦列に復帰する予定。
●前節の湘南戦で相馬が負傷。故障者の多さは相変わらず。
●J1でのホーム100勝まで残り1勝。
 
【担当記者の視点】
 今節から森岡、増川が戦列に復帰できるようだ。しかし、前節の湘南戦では相馬が新たに故障者リストに加わり、相変わらず台所事情は苦しい。
 
 特に相馬、安田、山口が不在の左ウイングバックは人材が枯渇しており、高橋峻を左に回し、右は湘南戦で不安定なパフォーマンスに終わった奥井ではなく、2種登録の藤谷が務める可能性がある。一方、ボランチは、湘南戦で好連係を見せたチョン・ウヨン、フェフージンの組み合わせが固いだろう。
 
 相手は開幕戦以来勝利のない清水。神戸もここ3戦は2分1敗と勝星がないが、J1でのホーム100勝にリーチがかかっているだけに、サポーターとともに記念となる1勝を祝いたい。
 
清水エスパルス
リーグ成績(10節終了時):17位 勝点7 1勝4分5敗 12得点・17失点
 
【最新チーム事情】                 
●大榎監督はミラーゲームを想定。
●前節2ゴールの大前ら、攻撃陣に期待。
●右サイドは河井の先発が濃厚。
 
【担当記者の視点】
 前節の鳥栖戦は常に先行する展開ながら、またも勝ち切れず開幕戦以来のリーグ戦勝利はお預けとなった。ただ、チームのパフォーマンスには向上の兆しが見え、特に攻撃陣はリズム良く戦えている。
 
 相手に合わせたサッカーを持ち味とするネルシーニョ監督率いる神戸戦を見据え、指揮官はミラーゲームを想定。そのなかで、「守備はハマる一方、攻撃でどう相手をかわしていくか」(大榎監督)がポイントになるか。
 
 前節2ゴールの大前、最前線で個の力を発揮したP・ウタカらの活躍に期待したい。また、前節で途中出場して好パフォーマンスを見せた河井が右ウイングバックに入りそうだ。
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