日本人MF3人がブンデス公式が選ぶ年間ベスト11候補にノミネート! 「チームに決定的な貢献」と称賛されたのは?

2021年05月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

「驚きの瞬間を与えている」と評されたのは?

ブンデスの年間ベストイレブン候補にノミネートされた(左から)遠藤航、堂安、鎌田。 (C)Getty Images

 ドイツのブンデスリーガは今シーズンを残すところ3試合となった。そんななか、現地時間5月1日、ファン投票で今シーズンのベストイレブンを選定する「チーム・オブ・ザ・シーズン」の候補を発表した。

 公式サイトでは候補者が発表され、GKがマヌエル・ノイアー(バイエルン)ら5人、DFはマッツ・フンメルス(ドルトムント)ら10人、MFがトーマス・ミュラー(バイエルン)ら15人、FWはロベルト・レバンドフスキ(バイエルン)、アーリング・ハーランド(ドルトムント)ら10人が選出された。このうち、MFには日本人選手が3人の名前が挙がっている。

 ひとり目が、フランクフルトの鎌田大地だ。ここまで5ゴール・11アシストと目に見える結果を残しているアタッカーについて、寸評では次のように絶賛している。

「"違い"を生み出す強力な武器を備えているプレーヤー。24歳のアタッカーはDFのライン間を力強く移動し、フランクフルトではラストパスやフィニッシュに繋がるペナルティエリア内でのパスを出す役割を果たしている。このボール好きのテクニシャンはフィニッシュの安定性を高め、ボールに対するアプローチを向上させた。アイントラハト(フランクフルト)の快進撃に決定的な貢献をしている」
 
 ふたり目が、ビーレフェルトの堂安律だ。「クリエイティブな力を持っており、度々チームのオフェンスに驚きの瞬間を与えている」とデビューシーズンの奮闘ぶりに注目。さらに「この22歳のプレーヤーは、力強い左足でゴールを決めることができる」と称賛している。

 そして3人目がシュツットガルトの遠藤航だ。「シュツットガルトを円滑にするための心臓部であり、ストッパーを兼ねており、タックルやビルドアップにも優れている。さらに、シャルケ戦では2ゴール・2アシストもマークした。このチームに力強さや、多くのものをもたらしている」と評された。

 加えて、リーグ全体でこれまでに全試合出場を続けているプレーヤーは遠藤含め5人であること、447回のデュエル勝利数はリーグトップであり、総走行距離もリーグ最長であるというデータも紹介された。

 錚々たるメンバーのなかに日本人が3人がノミネートされているだけでも快挙だが、このうちベスト11に輝く選手は出てくるのか。投票は5月6日まで行なわれる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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