「スズキがたったの5億円?」移籍濃厚のSTVV鈴木優磨の売却価格が安すぎる!? ベルギー・メディアが愕然!

2021年05月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

STVVの売り出し価格に対して「たったそれだけ?」

ベルギー2シーズン目で17ゴールを挙げた鈴木。今夏に移籍するのではないかとみられている。(C)STVV

 シント=トロイデン(STVV)に所属する鈴木優磨は、ベルギーでの2年目を34試合出場、17ゴール・4アシストという成績で終えた。

 24試合・7ゴールで終えた1年目と比べて飛躍的な活躍を見せたストライカーは、海外でも注目される存在となっている。鈴木自身がステップアップを熱望していることも明かしており、今夏にはクラブを離れるのではないかというのが現地メディアの大方の見方だ。ヨーロッパのクラブから関心が寄せられているという報道も後を絶たない。

 そんななか、STVVの立石敬之CEOが現地紙『Het Belang van Limburg』の取材に応じ、「鈴木は今夏にクラブを離れる可能性が高い」と認めた。

 しかし、同紙をはじめ、現地メディアはその価格に驚いた様子。移籍専門サイト『Transfermarkt』での鈴木の推定市場価格は220万ユーロ(約2億7500万円)となっているが、同紙によれば、STVVは400万ユーロ(約5億円)での売却を考えているという。それでも「安すぎるのでは?」という声が上がっているのだ。
 
 特に現地メディア『VoetbalBelgie』は、愕然とした様子でこれを報じている。

「スズキがたった400万ユーロ? 日本人ストライカーはシーズン17ゴールを挙げ、さらに上のステップを目指している。ロマン・ベズス、ジョーダン・ボタカ、アレクサンドル・デ・ブラインに続いて、ヘントに行く可能性もあるようだ。そのほか、サンティティエンヌ、アンジェ、ヘルタ・ベルリンも関心を示しているという」

 STVVからは、日本代表の遠藤航と冨安健洋がそれぞれドイツのシュツットガルトとイタリアのボローニャにステップアップ。『Transfermarkt』によれば、前者の移籍金は170万ユーロ(約2億1250円)、後者は900万ユーロ(約11億2500万円)とされる。

 果たして鈴木にいったいどんな価格がつくのか。現地メディアもその動向に注目しているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】2020-21シーズンの鈴木優磨の躍動ぶりをまとめたプレー集はこちら!

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