日本の“五輪オーバーエイジ枠”に韓国メディアが興味津々!「A代表の守備陣を移植するのか!」

2021年04月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

吉田、酒井、遠藤のトリオを称賛とともに紹介

左から遠藤、冨安、吉田。日韓戦でも鉄壁を誇ったセンタートリオは東京五輪でも揃い踏みを果たすのか。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 いよいよ本大会開幕まで3か月を切った東京五輪。すでに男子サッカーは組み分け抽選会が終了し、出場16か国はオーバーエイジ3枠を含めた登録18名の本格的な選定に取り掛かっている。

 日本国内でもにわかにオーバーエイジ枠の行方に注目が集まっているが、そんななか、お隣りの韓国もライバルの動向に目を凝らしている。全国紙『スポーツソウル』は「日本五輪サッカーのオーバーエイジ枠、"A代表守備ライン"を移植するのか」との見出しを打って特集記事を組んだ。

 有力候補にDF吉田麻也(サンプドリア)、DF酒井宏樹(マルセイユ)、MF遠藤航(シュツットガルト)の3名が挙がっている点に触れ、それぞれのプレーぶりや立ち位置を紹介。まずは吉田を「最有力候補」と位置づけ、「対人戦に強い優れた守備能力はもちろんのこと、リーダーシップも持ち合わせているだけに、東京五輪にも参戦するとなれば対戦相手の脅威になることは間違いない」と評した。五輪世代である冨安健洋(ボローニャ)とのCBコンビは先の日韓戦でも鉄壁を誇っただけに、その"移植"に警戒を強めている。

 さらに酒井を「リーグ・アン屈指のサイドバックと呼ばれる選手のひとり。彼もやはりA代表で主力を張るだけに、守備組織を安定して引っ張るうえで最高の資源と言える」と持ち上げ、遠藤に関しても「ブンデスリーガで守備的MFとして目覚ましい活躍を続けている」と称えた。
 
 そして最後に「森保一監督は、U-24日本代表の守備陣をA代表クラスの選手で構成し、攻撃陣に若く覇気のあふれる選手を起用する意志を持っているようだ」と論じている。

 韓国サイドがU-24日本代表に関心を寄せるのは、本大会の決勝トーナメント1回戦(準々決勝)で激突する可能性があるからだ。グループリーグにおいて韓国はB組でニュージーランド、ルーマニア、ホンジュラスと同居し、日本はA組でフランス、メキシコ、南アフリカと戦う。両組を突破した上位2チーム同士が、ベスト8で顔を合わせるレギュレーションだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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