JリーグのYBCルヴァンカップ・グループステージ、第４節の８試合が４月28日に各地で開催。Cグループでは、浦和レッズ対湘南ベルマーレ、横浜FC対柏レイソルの２試合が行なわれた。

　ここまで１勝２分けの無敗で首位を走る湘南と、２位タイにつける浦和の一戦は、立ち上がりから主導権を握る湘南に対し、浦和はカウンターでゴールに迫るなど、お互いに好機を作るもなかなか１点が遠い時間が続いた。

　終盤には浦和が攻勢を強め、90＋３分には興梠慎三がフリーでシュートを放つも、ボールは枠の上へ。結局最後まで決着はつかず、０－０の痛み分けとなった。
 

　横浜FCはホームに柏レイソルを迎え、２－０の勝利を収めた。試合は両チームともにゴール前での精度を欠き、なかなかシュートまで持ち込めない展開が続いた。それでも横浜FCは58分に、安永玲央からの鋭い縦パスを受け、裏へ抜け出したジャーメイン良がネットを揺らし待望の先制点を奪う。

　さらに85分にも、右サイドの敵陣中央でFKを獲得すると、キッカーの手塚康平のクロスを、ゴール前で岩武克弥が頭で合わせて追加点。試合はこのまま終了し、横浜FCがホームゲームをものにした。

　この結果、最下位だった横浜FCが、湘南と勝点６で並び一気に１位タイに浮上。浦和は勝点５で３位、柏は勝点４で４位に後退している。

　次節、Cグループは５月５日に、湘南がアウェーで横浜FCと、柏はホームで浦和と対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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