【浦和】田中達也が古巣相手に移籍後初ゴール! 恩返し弾に込められた思い「成長させてもらったクラブなので…」

2021年04月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「本当に最高でした」

勝利の立役者となった田中。古巣相手に奪った決勝点を振り返った。(C)SOCCER DIGEST

[J1第11節]浦和3-2大分/4月25日(日)/埼玉スタジアム2002

 浦和レッズの田中達也が、古巣の大分トリニータを相手に決めた決勝ゴールの率直な感想を述べた。

 69分に関根貴大に代わって途中出場した田中が大仕事をやってのけた。2-2のタイスコアで迎えた82分、素早いビルドアップから左サイドの明本考浩がGKと相手の最終ラインのあいだにグラウンダーのクロスを供給。これに飛び込んだ小泉佳穂がボールに触れると相手GKに当たり、そのこぼれ球に反応した田中が押し込んで貴重な勝ち越しゴールを奪った。

 今季、大分から浦和に加入した田中にとっての移籍後初ゴールは、古巣相手の恩返し弾となった。試合後のフラッシュインタビューで田中が、ゴールへの率直な思いを語った。
 
「本当に成長させてもらったクラブなので、感謝しかないですし、ちょっと複雑でしたけど、個人としては結果が求められていたと思うので、決められて良かった。(埼玉スタジアムは)やっぱり迫力があるし、このスタジアムの声援を背負って得点を決めるというのは、本当に最高でした」

 一度は逆転される厳しい展開のなか、チームに勝点3をもたらす決勝ゴール。田中は、「やっぱり、走るっていうところが僕の特長でもありますし、ここで誰にも負けないように走って、そこでゴールやアシストでチームに貢献できるように頑張りたい」と意気込んだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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