【WEリーグ】プレシーズンマッチが開催!INACが長野に3発快勝。リーグ王者の浦和は仙台と引き分けスタート

2021年04月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

25日には新潟と相模原が対戦

なでしこチャンピオンの浦和の今年初得点は、猶本(左)が奪ったPKで菅澤(右)がゴールを決めた。写真:田中研治

 今年9月の開幕を予定している、日本初の女子プロサッカーリーグ「WEリーグ」は4月24日、プレシーズンマッチの2試合を開催した。

 オープニングゲームとなったのは堺市立サッカー・ナショナルトレーニングセンター(J-GREEN堺)で行なわれたINAC神戸レオネッサとAC長野パルセイロ・レディースの一戦だ。

 INACは3-5-2のシステムを採用。東京五輪代表候補の中島依美や杉田妃和をはじめ、DF三宅史織、守屋都弥、西川彩華、MF伊藤美紀、FW髙瀬愛実ら昨季からの主力のほか、新加入のGK山下杏也加とMF成宮唯、日ノ本学園高から加入したルーキーのMF竹重杏歌理、2種登録の17歳、MF天野紗らが先発した。

 試合は、INACが先手を奪う。左CKから最後は成宮が押し込み23分に先制すると、42分にもCKから成宮が押し込み2点リードで前半を折り返すと、後半アディショナルタイムに交代出場のMF水野蕗奈がゴールを決め3-0で快勝した。
 
 もう一試合の浦和駒場スタジアムで行なわれた三菱重工浦和レッズレディースと、今シーズンからチーム名が変わった、マイナビ仙台レディースの一戦は、1-1の引き分けに終わった。

 昨季のなでしこリーグチャンピオンの浦和はレギュラーメンバーをほぼ維持し、GK池田咲紀子、DF長嶋玲奈、長船加奈、南萌華、佐々木繭、MF柴田華絵、栗島朱里、水谷有希、塩越柚歩、猶本光、FW菅澤優衣香というラインナップ。

 対する仙台は、FW宮澤ひなた、浜田遥ら先日の代表戦にも招集されたメンバーをはじめ、GK松本真未子、DF奥川千沙、北原佳奈、高平美憂、万屋美穂、MF隅田凜、長野風花、福田ゆい、FW池尻茉由らが名を連ねた。 

 試合は、前半に浦和が先制する。37分、猶本がドリブルを仕掛け、相手のハンドを誘発してPKを獲得。キッカーを務めたなでしこジャパンの菅澤が右足でゴール左上に豪快に突き刺した。

 しかしその後は仙台に攻め込まれる展開が続き、GK池田のファインセーブもあって凌いでいたものの、右サイドからのクロスを宮澤に決められ同点とされる。結局、試合は1-1でタイムアップ。両者決定打を欠き引き分けに終わった。

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 WEリーグのプレシーズンマッチは4月24日から6月19日まで計22試合を予定。各クラブ、ホーム2試合、アウェー2試合の計4試合に出場する。

 25日にはアルビレックス新潟レディース対ノジマステラ神奈川相模原の1試合が予定されている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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