インテル&アトレティコも撤退表明でESLはドミノ崩壊…ユーベ会長も“降参”「実現の可能性はノーだ」

2021年04月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

残るは4クラブ

アニェッリ会長が「プロジェクトの継続は不可能」だと、率直な心境を明かした。(C)Getty Images

 現地時間4月18日に突如として正式発表され、世界中を揺るがしている欧州スーパーリーグ(ESL)構想。ただ、発表から2日にして、マンチェスター・シティ、アーセナル、リバプール、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナム、チェルシーのプレミアリーグ6クラブが撤退を表明。さらにインテルとアトレティコ・マドリーも不参加を正式に発表し、参戦を明らかにしていた12クラブのうち3分の2が姿を消す、異例の事態となっている。

 残るクラブの動きが注視されるなか、ユベントスのアンドレア・アニェッリ会長はプレミア6クラブの撤退発表の直後に、ロイター通信の取材に対応している。そこで新プロジェクトが実現する可能性があるか尋ねられると、降参とも取れる発言をしている。イタリア紙『Gazzetta dello Sport』などが伝えた。

「正直に言って、答えはノーだ。明らかにそうではない。私は依然としてこのプロジェクトの良さを確信しているが、6チームではトーナメントはできない」

 事態はさらに深刻化し、とうとう残り4クラブとなったESL。まさに倒れ出したドミノが止まらない状態となっている。構想断念が発表されるもの時間の問題か。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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