ルキアンのヘッド2発で磐田が3連勝を達成! 相模原はユーリの同点弾も及ばず…

2021年04月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

松本、大森それぞれのクロスをルキアンが得点に結びつける

一度は追いつかれる展開も、ルキアン(中央)の2ゴールで磐田が3連勝を達成した。写真:滝川敏之

 J2リーグ第8節、SC相模原対ジュビロ磐田の一戦が4月18日に相模原ギオンスタジアムで行なわれ、2-1で磐田が勝利した。

 試合はさっそく動く。先制したのは磐田。5分、左サイドから松本昌也がクロスを上げると、中で待つルキアンがヘッドで叩き込む。ルキアンの4戦連発となるゴールで磐田がリードを奪う。

 1点を追う相模原は、マイボールにしながらも攻めあぐねる状況だったが、19分に同点に追いつく。左サイドの舩木翔からクロスが入ると、ファーで藤本淳吾がヘッドで折り返す。これは相手DFにブロックされるも、こぼれ球に素早く反応したユーリが押し込む。

 相模原はさらに24分、カウンターを発動して、最後は石田崚真がカットインから強烈な左足シュートを放つ。決定的なチャンスだったが、磐田GK三浦龍輝のファインセーブに阻まれてゴールはならなかった。

 ポゼッションでは上回る磐田は、テンポの良いパスワークとルキアンのポストプレーをベースに攻撃の糸口を探っていく。だが、相模原の堅実なディフェンスの前に思うようなアタックを繰り出せない。

 前半はそれぞれ"2点目"を奪えず1-1で折り返す。

 後半の立ち上がりは、やや磐田ペースで進んでいく。49分に大森晃太郎、64分にルキアンがシュートを放つが、いずれもゴールネットを揺らすことはできない。相模原は粘り強く相手の攻撃に対応していく。

 膠着状態が続いていたが、74分に磐田が勝ち越し点を奪う。大森のクロスにルキアンがヘッドで合わせて、この日2点目をマークする。
 
 磐田はその後、相模原の反撃を抑え込み、リードを守り切って試合を終わらせる。これで3連勝を達成。一方の相模原は今季3敗目となった。

 次節の第9節、相模原はアウェーでヴァンフォーレ甲府と、磐田はホームで大宮アルディージャとそれぞれ21日に対戦する。

構成●サッカーダイジェストweb編集部

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