神戸が古橋の4戦連発弾で1-1のドローに持ち込み貴重な勝点1! 清水は主導権を握るも勝ち切れず…

2021年04月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

清水はエウシーニョの今季初弾も空しく…

4戦連発となる貴重な同点ゴールを挙げた古橋。写真:徳原隆元

 J1リーグは、4月11日に第9節の8試合を開催。ノエビアスタジアム神戸では、ヴィッセル神戸と清水エスパルスの一戦が行なわれ、1-1のドローで決着した。

 立ち上がりにさっそくビッグチャンスを得たのは清水だった。7分に、鈴木唯人が相手のGKへのバックパスを奪い、あとは無人のゴールに流し込むだけだったが、シュートは右ポストに直撃。得点には至らなかった。

 アウェーチームは、その後も前線から激しくプレッシャーをかけてボールを奪取し、何度も好機を創出。ゲームの主導権を握り、42分にはチアゴ・サンタナが絶妙な直接FKを放つも、またしてもポストに阻まれる。

 神戸は、古橋亨梧と藤本憲明の2トップになかなかボールが収まらず、敵陣深くまで攻め込めない時間が続く。
 
 すると清水がついに試合を動かす。74分にカウンターから、左サイドで受けたT・サンタナからのクロスを、ファーサイドに走り込んだエウシーニョが右足で合わせてゴールに流し込む。エウシーニョはこれが今季初ゴールとなった。

 終盤に猛攻を仕掛けた神戸は、88分に初瀬亮のペナルティエリア左からの鋭い横パスにゴール前で古橋が合わせて貴重な同点ゴールを挙げた。

 試合はこのままドローで決着。神戸が古橋の4試合連続ゴールで貴重な勝点1を手にした。2連敗中の清水は連敗を止めたとはいえ、3試合勝利なしとなっている。

 次戦はともにアウェーで、神戸が17日に湘南ベルマーレと、清水は18日にガンバ大阪と第10節を戦う。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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