加藤陸次樹のゴールで一時はC大阪が勝ち越すも…
J１で３年ぶりのゴールを奪ったフアンマ。写真：徳原隆元
J１リーグは４月10日、２試合を各地で開催。ヤンマースタジアム長居では、セレッソ大阪対アビスパ福岡の一戦が行なわれ、２-２の引き分けに終わった。
試合は立ち上がりの４分に、C大阪が右サイドから仕掛け、最後は豊川雄太が左足でシュートを突き刺すも、これはオフサイドの判定でノーゴールに。立ち上がりから攻勢をかけるホームチームへの追い風となったのは、14分の自陣でのシーン。福岡の志知孝明が、C大阪の奥埜博亮へのタックルで一発退場を余儀なくされる。福岡が序盤で10人での戦いを強いられることになった。
これでC大阪は主導権を握り、圧倒的にボールを支配する。しかし、自陣に多くの選手を配置し守りを固める福岡のゴール前をなかなか攻略するには至らない。前半はスコアレスで折り返した。
試合は立ち上がりの４分に、C大阪が右サイドから仕掛け、最後は豊川雄太が左足でシュートを突き刺すも、これはオフサイドの判定でノーゴールに。立ち上がりから攻勢をかけるホームチームへの追い風となったのは、14分の自陣でのシーン。福岡の志知孝明が、C大阪の奥埜博亮へのタックルで一発退場を余儀なくされる。福岡が序盤で10人での戦いを強いられることになった。
これでC大阪は主導権を握り、圧倒的にボールを支配する。しかし、自陣に多くの選手を配置し守りを固める福岡のゴール前をなかなか攻略するには至らない。前半はスコアレスで折り返した。
すると、迎えた後半に試合が大きく動く。まず均衡を破ったのは福岡。67分、左CKからのこぼれ球に反応した吉岡雅和が左足でカーブをかけた鮮烈なショットを叩き込みネットを揺らす。一人少ない福岡が先制する。
しかし、C大阪もすぐさま反撃。70分、中島元彦がミドルエリアでパスを受けると左足を一閃。強烈なミドルシュートが福岡ゴールに突き刺さる。C大阪が試合を振り出しに戻す。さらにC大阪は76分、左サイドから丸橋祐介のクロスに反応した加藤陸次樹が右足ワンタッチで押し込み、ついに逆転。C大阪がリードする。
だが粘る福岡は88分、右サイドからのクロスに反応したフアンマ・デルガドが相手DFとの空中戦に競り勝ち、ヘディングシュートをねじ込む。フアンマのJ１での3年ぶりとなる執念のゴールで福岡が２-２とする。
結局、試合は２-２で終了。互いに勝点１ずつを分け合った。C大阪は勝点17で暫定３位に浮上、福岡は同10で同11位としている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部