奥川雅也が決勝点を呼び込む! 堂安律も先発出場のビーレフェルト、フライブルクを下して暫定14位に浮上

2021年04月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

奥川のシュートが決勝点となった先制弾のきっかけに

奥川(11番)が思い切って右足を振り抜いたシュートが貴重な先制点に。(C)Getty Images

 現地時間4月9日、ブンデスリーガ第28節が行なわれ、堂安律と奥川雅也が所属するビーレフェルトは10位フライブルクと対戦した。

 堂安はトップ下、奥川は右インサイドハーフで先発した一戦で、両アタッカーは存在感を示す。背番号8は前線でためをつくって起点となり、背番号11はチームの攻撃にアクセントを加える。ただ、フィニッシュまではなかなか持ち込むことができず、ゴールが遠い。

 一方のフライブルクも前線からのプレッシャーでホームチームを追い詰め、度々ゴールに迫るが、得点に結びつかない。

 スコアレスで前半を折り返し、後半も激しい中盤の競り合いが続いたが、68分に均衡が破れた。

 68分、右のCKでショートコーナーを選択し、堂安、マイアーとつないだボールを、エリア右に入り込んでいた奥川にパス。24歳のアタッカーは、寄せてくるDFを制しながら振り返りざまに右足を振り抜く。このシュートが、フライブルクDFサンタマリアに当たり、ゴールに吸い込まれた。

 記録上はオウンゴールで先制したビーレフェルトは74分にもCKからニールセンが頭で押し込むが、これはオフサイドで無効に。しかし、完全に勢いに乗り、主導権はホームチームが握る展開になった。80分には堂安が敵陣中央でボールを奪い、そのまま右足のシュートを放つが、これはGKにキャッチされる。
 
 86分にもインターセプトからショートカウンターに持ち込み、奥川が絶好機を演出するが受けたフォクルザマーのシュートは力が無く、追加点とはならなかった。

 堂安は90分にピッチを退くが、奥川はフル出場し、試合はそのまま1-0で終了。勝点3ポイントを得て勝点を26に伸ばしたビーレフェルトは、暫定14位に浮上。降格圏脱出に成功している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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