「イタリアは私の心の中に常にある」ジダン監督が郷愁。凱旋の可能性には…

2021年04月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

盟友デル・ピエロも参加したインタビューで…

CLリバプール戦後、インタビューに応じたジダン監督。(C) Getty Images

 レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督が、郷愁にふけった。イタリア『Sky Sport』が伝えている。

 マドリーは現地時間4月6日、チャンピオンズ・リーグ(CL)準々決勝・第1レグで、リバプールとホームで激突。立ち上がりから押し込むと、27分と36分にヴィニシウス・ジュニオールとマルコ・アセンシオのゴールが生まれ、前半で2点のリードを奪う。その後、51分に相手エースのモハメド・サラーに1点を返されるも、65分にヴィニシウスがこの日2点目を奪い、結局3-1でリバプールを撃破。ベスト4進出へ大きく前進した。

【動画】華麗な胸トラから右足一閃!リバプールの出鼻をくじくヴィニシウスの先制弾

 試合後、インタビューに応じたジダン監督は「今日の試合には満足している。しかし、まだ何も決まっていない。リターンレグがあるので、仕事を完遂させなければならない」とコメント。手応えを示すと同時に、即座に次の第2レグへと目を向けた。
 
 また、この取材では、現役時代にユベントスで強力タッグを組んだアレッサンドロ・デル・ピエロもリモートで参加していたなかで、フランス人指揮官はイタリア凱旋の可能性にも言及。第2の故郷へ熱い想いを明かしている。

「イタリアは私の心の中に常にある。トリノ(ユベントスのホームタウン)で5年間を過ごしたし、ユベントスは今でもとても大切な存在だ。将来、コーチとしてイタリアに戻ってくるかどうか?それは分からない。とにかく今はここ(マドリー)にいる。今後はどうだろうね」

 3年前のCL決勝(〇3-1)以来の再戦で勝利を収めたジダン率いる"白い巨人"。この勢いのまま一気に勝ち進むことができるか。雌雄を決する第2レグは14日に開催される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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