【J1】鹿島が柏を下し連敗を3でストップ。首位川崎は鳥栖に競り勝ち、徳島は3連勝を達成

2021年04月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

G大阪対福岡、湘南対名古屋はいずれもスコアレスドロー

一気の4枚替えで、途中出場の白崎(41番)が値千金の決勝弾! ザーゴ監督の采配が当たり、鹿島が久々の勝利を手にした。写真:田中研治

 J1リーグは4月7日、第8節の9節を各地で開催。首位川崎は鳥栖に競り勝って首位をキープ。無敗の広島は横浜FCに完勝を収め、3連敗中の鹿島は柏との1点差勝負を制して久々の勝利を手にした。

 首位川崎と4位鳥栖のビッグマッチは、1-0で川崎が勝利。前半は0-0と得点が生まれなかったが、迎えた後半、65分に途中出場の遠野大弥が欲しかった先制点を奪う。川崎はこの1点を守り切り、完封勝利。力強く勝ち切って首位を堅持した。

 いまだ無敗の広島は横浜FCの敵地に乗り込み、20分に浅野雄也のゴールで先制。35分には浅野がこの日2点目をゲットし、40分に柴﨑晃誠も加点。後半はさらなる追加点は奪えなかったが、相手に得点も与えず。盤石の試合運びで勝点3を積み上げた。

 連勝中の徳島は仙台と相まみえ、24分の岸本武流のゴールでリードを奪う。その後は仙台の反撃をシャットアウト。1-0で3連勝を達成した。

 清水対浦和の一戦は2-0で浦和がアウェーで白星を挙げる。40分に岩波拓也のヘッド弾で先手を取り、終了間際の90分には杉本健勇が豪快なボレーシュートを突き刺し、試合を終わらせた。

 16位の鹿島と17位の柏。浮上のきっかけが欲しい両チームの対戦は、3連敗中の鹿島が2-1で久々の勝利を掴む。63分に上田綺世の今季初ゴールでまずは1点目。その2分後に柏の仲間隼斗にゴールを許し、同点に追いつかれるも、88分に白崎凌兵が正確なシュートでネットを揺らし、決着をつけた。

【J1第8節PHOTO】鹿島2-1柏|ザーゴ采配が見事に的中!柏を下し鹿島が連敗を3でストップ!!
 
 そのほか、神戸対大分は1-0で神戸の勝利、FC東京対札幌は2-1でFC東京の勝利、G大阪対福岡、湘南対名古屋はいずれも0-0のスコアレスドローという結果に。

J1第8節の結果は以下のとおり。

横浜1-0C大阪
鹿島2-1柏
FC東京2-1札幌
川崎1-0鳥栖
横浜FC0-3広島
湘南0-0名古屋
清水0-2浦和
G大阪0-0福岡
神戸1-0大分
徳島1-0仙台

構成●サッカーダイジェストweb編集部
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