「最後までゴールに向かう手を緩めなかった」
2ゴール・3アシストの伊東(14番)。この試合のMOMに選出されている。 写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)
3月30日、日本代表は1年4か月ぶりに再開したカタール・ワールドカップ(W杯)のアジア2次予選でモンゴルと対戦。W杯予選としては最多となる14ゴールを決め、14-0で歴史的大勝を収めている。
この勝利を、ブラジル大手メディア『globo』の日本通であるチアゴ・ボンテンポ記者は「モンゴルは国際サッカー連盟(FIFA)ランキングで190位、日本は27位とアジアでは最高の位置につけており、実力差は明らかにあった試合だった」と伝えた。
「ただ、選手たちは最後まで真剣にプレーし、最後までゴールを求めて攻撃の手を緩めることはなかった。ここまでの大差がつけば"流す"こともサッカーでは見られる光景だ。だが、どうやら日本代表には"川崎フロンターレの精神"が宿ったらしい。リザーブメンバーも含め、全員が同じペースでゴールに向かった。その姿はチームにとって大きな収穫だったと思われる」
そして同記者は、出場選手たちを10点満点で採点。満点の「10.0」点が付いたのはMF伊東純也で、文句なしのマン・オブ・ザ・マッチに選出。寸評では「右ウイングから2ゴール・3アシスト。数回のドリブルと、常に脅威を与える完璧なパフォーマンスで7ゴールに関与した。彼がメッシの日だった」と添えている。
伊東に次いで高い「8.5」がついたのは、ハットトリックを達成したFW大迫勇也、そしてDF松原健のふたりだ。
この勝利を、ブラジル大手メディア『globo』の日本通であるチアゴ・ボンテンポ記者は「モンゴルは国際サッカー連盟(FIFA)ランキングで190位、日本は27位とアジアでは最高の位置につけており、実力差は明らかにあった試合だった」と伝えた。
「ただ、選手たちは最後まで真剣にプレーし、最後までゴールを求めて攻撃の手を緩めることはなかった。ここまでの大差がつけば"流す"こともサッカーでは見られる光景だ。だが、どうやら日本代表には"川崎フロンターレの精神"が宿ったらしい。リザーブメンバーも含め、全員が同じペースでゴールに向かった。その姿はチームにとって大きな収穫だったと思われる」
そして同記者は、出場選手たちを10点満点で採点。満点の「10.0」点が付いたのはMF伊東純也で、文句なしのマン・オブ・ザ・マッチに選出。寸評では「右ウイングから2ゴール・3アシスト。数回のドリブルと、常に脅威を与える完璧なパフォーマンスで7ゴールに関与した。彼がメッシの日だった」と添えている。
伊東に次いで高い「8.5」がついたのは、ハットトリックを達成したFW大迫勇也、そしてDF松原健のふたりだ。
まず大迫については、「韓国戦での2アシストを皮切りに、2019年9月からのゴール欠乏症に終止符を打った。アシストに加えてハットトリックを達成。ブレーメンでの状況を受けて彼の代表チームでの地位は揺らいでいたが、この2試合でサムライブルーにまだ多くのものを与えられる存在だと示した」としている。
そして松原。「ハビエル・アギーレが代表監督を務めていた2014年以来、彼は招集されていなかった。しかしこの日初めて代表のユニホームを着てフィールドに立った。2アシストを挙げ、モンゴルのゴールに向かって幾度となくクロスを上げ、計7つのゴールに関与する活躍ぶりだった」と絶賛している。
このふたりに続く高評価の「8.0」はFW浅野拓磨、「7.5」はDF吉田麻也、MF鎌田大地、FW南野拓実、途中出場のMF稲垣祥、FW古橋亨梧。さらに、「7.0」にDF小川諒也、MF守田英正、「6.5」がMF遠藤航、DF冨安健洋、「6.0」がGK権田修一、DF中谷進之介、DF畠中槙之輔となっている。
日本はモンゴル戦の勝利でアジア2次予選グループFの首位に立った。残り3試合のうち、もう1度勝利すれば最終予選進出が決定する。次の試合は6月に行なわれ、タジキスタン戦(6月7日)、キルギス戦(15日)、ミャンマー戦(日時未定)という3つのホーム試合が控えている。
ボンテンポ記者は「アジア2次予選レベルでのサムライブルーの優位は揺らぎようがない」としつつも、「勝利のみを期待された試合で、森保一監督のもと、チームは最後までペースを落とさずに真剣にプレーしていたことは、勝利以上のものを見せたといっていい」と称えている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
そして松原。「ハビエル・アギーレが代表監督を務めていた2014年以来、彼は招集されていなかった。しかしこの日初めて代表のユニホームを着てフィールドに立った。2アシストを挙げ、モンゴルのゴールに向かって幾度となくクロスを上げ、計7つのゴールに関与する活躍ぶりだった」と絶賛している。
このふたりに続く高評価の「8.0」はFW浅野拓磨、「7.5」はDF吉田麻也、MF鎌田大地、FW南野拓実、途中出場のMF稲垣祥、FW古橋亨梧。さらに、「7.0」にDF小川諒也、MF守田英正、「6.5」がMF遠藤航、DF冨安健洋、「6.0」がGK権田修一、DF中谷進之介、DF畠中槙之輔となっている。
日本はモンゴル戦の勝利でアジア2次予選グループFの首位に立った。残り3試合のうち、もう1度勝利すれば最終予選進出が決定する。次の試合は6月に行なわれ、タジキスタン戦(6月7日)、キルギス戦(15日)、ミャンマー戦(日時未定)という3つのホーム試合が控えている。
ボンテンポ記者は「アジア2次予選レベルでのサムライブルーの優位は揺らぎようがない」としつつも、「勝利のみを期待された試合で、森保一監督のもと、チームは最後までペースを落とさずに真剣にプレーしていたことは、勝利以上のものを見せたといっていい」と称えている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部