伊東純也、14発モンゴル戦でチーム最多の5ゴールに関与! 海外データサイトはその「縦横無尽」ぶりに驚嘆

2021年03月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

代表最多得点記録としては、54年前の15発勝利に次ぐ2番目の記録に

右サイドで躍動した伊東。自らも2ゴールを決めた。 写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 3月30日、カタール・ワールドカップのアジア2次予選モンゴル戦がフクダ電子アリーナで行なわれ、日本が14-0で勝利を収めた。

 本来はモンゴルとのアウェー戦だったこの試合だが、新型コロナウイルスのモンゴル国内での感染状況を鑑み、両国の同意のもと、日本で開催されることになった。試合は13分の南野拓実のゴールを皮切りに前半だけで5ゴールを奪い、大迫勇也がハットトリック、伊東純也、稲垣祥、古橋享梧が2点ずつあげるなど、計14ゴールを生んだ。

 データサイト『Opta』日本版によれば、「日本代表が国際Aマッチの前半だけで5ゴールを挙げたのは、2000年10月のアジアカップ、ウズベキスタン戦(最終スコア8-1)以来」だという。
 
 また、14得点の勝利はW杯予選での最多記録になるが、国際Aマッチとしては2番目になるようだ。「日本代表が1試合であげた得点数としては、1967年9月に行なわれた五輪予選のフィリピン戦(最終スコア15-0)に次いで、2番目に多いゴール」と伝え、54年前の記録に次ぐ、歴史的な勝利だと伝えている。

 さらに、キープレーヤーとして先発した伊東の名前をあげ、「モンゴル戦で伊東はチーム最多となる5点に直接関与(2ゴール・3アシスト)」と称賛。この試合ではラストパス数6、クロス数16もチーム最多であり、シュート数5本はトップタイというデータを紹介し、「縦横無尽」と驚嘆している。

 28歳のアタッカーは、韓国戦では直接ゴールには関与しなかったものの、持ち味のスピードを活かしたプレーで攻撃を牽引した。モンゴル戦では、10ゴール・9アシストとベルギー・リーグで絶好調の男が、その片鱗を見せてくれたといえそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】モンゴル0-14日本|前後半で14ゴールとモンゴルを圧倒!24年ぶりとなる2桁勝利に!
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