「美術館に飾っておくべき」久保建英の“正確無比”な2アシストをスペイン紙が絶賛!「目を見張るものがある」

2021年03月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

「圧巻のアシストだった」

2アシストを生んだ久保。 写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 3月29日、U-24日本代表はアルゼンチン代表と国際親善試合で対戦し、3-0で勝利した。

 先制点は林大地が挙げ、1-0で突入した後半、68分に左CKのキッカーを務めた久保が、中央に向けて鋭いボールを供給。これに合わせた板倉滉がアルゼンチンDFを上回る大ジャンプで打点の高いヘディングシュートを叩き込んだ。

 さらに5分後、同じ左CKから久保が蹴り込んだボールを、板倉がバランスを崩しながらも身体ごと突っ込み、3点目をゲットしている。

 スペイン紙『AS』はこの久保の2アシストを「驚嘆すべきだ。輝きを放っている」と大絶賛した。
 
「U-23日本代表は親善試合の第2試合で3点差をつけてアルゼンチンを下した。タケフサ・クボはセットプレーで輝きを放ち、コウ・イタクラのプジョル・スタイルとも言うべきゴールを演出する素晴らしいアシストを2本見せ、アルゼンチン人に強烈な印象を刻み込んだ。わずか5分間で生まれたふたつのゴールの類似性には目を見張るものがあった。クボのキックも、イタクラのヘディングシュートも、美術館に飾っておくべきだ」

 また、『MARCA』紙も「クボの圧巻アシスト・ショーだった」と報じ、「レアル・マドリーが所有し、ヘタフェでプレーするアタッカーは完璧なCKを見せた」と称賛している。

 そしてチリ・メディア『RedGol』はこのように綴った。

「アジアのチームはフェルナンド・バティスタ監督が率いるチームを驚かせ、タケフサ・クボの素晴らしいパフォーマンスもあって、勝利を挙げた。金メダルを目指しているアルゼンチンにとっては、忘れられない教訓となったことだろう」

 金メダルを最終目標に掲げている日本代表にとっても、今回の2試合で得たものは大きいはず。再び本大会で対峙した際には、もっと熱い戦いを見せてくれるに違いない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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