【J1】清水が3点を先制するも、山形が残り5分から怒涛の3発!

2015年04月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

清水は連敗脱出となったものの、開幕戦以来の勝利を逃す結果に。

山形の追撃の1点目を奪ったディエゴ。エースにようやく今季初ゴールが生まれた。(C) SOCCER DIGEST

 J1リーグは4月29日に第1ステージ・8節の9試合を開催。14時からIAIスタジアム日本平で行なわれた清水対山形は、激闘の末に3-3の引き分けに終わった。
 
 試合は立ち上がりの3分に枝村のヘディングシュートで清水が先制すると、その後も清水が主導権を握り、山形陣内へ攻め込む。12分には八反田のクロスに長沢が頭で合わせ2点目。さらに26分には大前のパスに抜け出したP・ウタカが決めて清水が3点をリードした。
 
 前半これといったチャンスを掴めなかった山形は、後半に入ってもなかなか追撃ムードが生まれない。清水の3点リードのまま、試合は終盤戦に突入。このままホームチームが押し切るかに思われた。
 
 しかし、85分に高木利のシュートのこぼれ球に詰めたディエゴがようやく1点を返すと、さらに山形の怒涛の反撃が続く。89分にCKを獲得すると、競り合いのこぼれ球を中島が蹴り込んで1点差に。そしてアディショナルタイムの94分、左サイドからのクロスを林がヘディングシュートで決め、ついに同点に追いつく。
 
 結局、試合はこのまま3-3で終了。清水は連敗を5で止めたが、開幕戦以来の勝利を逃す結果に。一方、驚異的な追い上げで同点劇を演じた山形は、なんとか連敗を免れた。
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