「サイコーかっ!この親子は」中村憲剛氏の想いを綴ったメッセージにファン感涙「何度も読み返しました」

2021年03月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

「これは偶然なようで必然なんじゃないかと当時思った」

昨年末の中村氏の引退セレモニーで、長男から送られた手紙は多くの人の胸を打った。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 昨季限りで現役を退いた元川崎フロンターレのバンディエラ、中村憲剛氏が3月25日、自身の公式インスタグラムを更新。今春、小学校を卒業した長男へ想いを綴った。

「40歳まで頑張って引退しようと決めたあと、偶然にも長男が小学6年で卒業、卒団する時期と重なるということに気付きました。自分の引退と、長男の卒業が同じ年に重なり、共に新しいステージに進む年になるのかと。これは偶然なようで必然なんじゃないかと当時思ったことを思い出します」

 中村氏は現役時代、長男とは同じプレーヤーとして感情を分かち合ったという。

「彼もサッカーをやり始め、サッカーというスポーツを理解し始めた頃には、勝って嬉しい負けて悔しい感情を分かち合う同志に、どうやったら勝てるのか、タイトルが取れるのかをともに考える同志になっていきました」

 自身の引退セレモニーでの、長男から父親へ送られた手紙は多くの人の胸を打った。中村氏もハッシュタグで「#引退セレモニーの時の手紙 #あれは一生忘れないよ」と記した。

 そして新たな旅立ちを迎えた長男にエールを送る。

「学業とサッカー、かけがえのない仲間、友達、指導者の方や先生方に囲まれて6年間本当に良く頑張りました。彼の歩みを見て、多くのものを経験して、成長するための大事な時間だったんだなと思います。この経験を次のステージ、中学校でも活かし更なる成長をしてほしいと思います」
 
 長男の肩を優しく抱く中村氏。そんなふたりのバックショットに添えられた感動的なメッセージに「お二人のご卒業おめでとうございます。胸が熱くなりました」「泣ける」「愛あふれるステキな親子の写真に涙です」「電車の中で読むんじゃなかったーーもぉ…サイコーかっ!この親子は…」「素敵なお話に感動しました」「何度も読み返しました。お互いの新たなステージを応援させていただきます‼️」といった声が寄せられた。

構成●サッカーダイジェストweb編集部

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