【U-24日本代表】「上昇気流に乗っている」アルゼンチン指揮官が日本を警戒!遠征の意義にも言及

2021年03月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

南米予選ではブラジルを抑え、1位突破

アルゼンチン五輪代表を率いるバティスタ監督。(C)Getty Images

 U-24アルゼンチン代表のフェルナンド・バティスタ監督が、日本との国際親善試合を前に意気込みを語っている。同サッカー協会(AFA)が伝えた。

 アルゼンチンは大エースのリオネル・メッシ擁するフル代表のみならず、五輪世代も圧倒的な成績を残す屈指の強豪だ。2004年アテネ五輪、2008年北京五輪と連覇を果たしており、今回の南米予選でもブラジルやウルグアイを抑え6勝1敗、堂々の1位で突破している。

 東京五輪でも有力候補として、金メダルの期待もかかるなかで、本番4か月前に開催国で実施する2試合。バティスタ監督は今回の遠征のメリットを伝えるとともに、試合の展望を明かしている。

「ここに来れたことをとても嬉しく思う。日本はA代表だけでなく、ユースチームでも競争力のあるチームなので、対戦できることは、我々にとって非常に有益だ。五輪を考えても大切な2試合になるね。
 
 ゲームでは出来るだけ主導権を握って、主人公になりたいと思っているよ。我々には連帯感があり、ボールを持った際には、常にゴールを考えている」

 そのうえで「我々の前には非常に優れた特性を持つチームがいる」と続け、対戦相手日本の印象も明かしている。

「パンデミックの前に行なわれたアジアカップ(U-23アジア選手権)も見たし、アウェーでブラジルに勝った親善試合(2019年10月15日、○3-2)も見た。海外でプレーしている選手も多く、上昇気流に乗っているチームなので、我々にとっては簡単ではないだろうね」

 最後は「良い選手を擁する2チームなので、スタジアムに足を運んでくれる人々やテレビで観戦してくれる人々に良いショーを見せたい」と、熱戦を約束した「ボチャ」の愛称で親しまれる智将。久保建英や三笘薫らが待ち受けるヤングジャパンと、どんな戦いを見せるのだろうか。

 第1戦は26日(東京スタジアム)、第2戦は29日(北九州スタジアム)に行なわれる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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