やるべきことは理解。「あとはやるだけ」と実践を求めるザーゴ監督。不調の鹿島は敵地でリベンジできるか

2021年03月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「非常に良い準備ができています」

今週の練習に手応えを感じているザーゴ監督。敵地での福岡戦で勝利できるか。(C)KASHIMA ANTLERS

 ルヴァンカップ第2節のアビスパ福岡戦に向け、鹿島アントラーズのザーゴ監督が3月25日、オンライン取材に応じた。

 リーグ戦では直近2試合で福岡、名古屋グランパスに連敗と不調が続き、指揮官は「全体的に向上しなくてはいけない、成長しなくてはいけない部分は大きくあります」と現状について語る。

 選手たちには「試合の状況、ゾーンによって、"してはいけない"ミスがある。そこをみんなで変えていこう」と伝えたという。意識改革など、全員での共通理解を深めた。「非常に良い準備ができています」。浮上のきっかけを掴めそうな気配が漂う。

「改善するための練習メニューも組んで、僕らスタッフだけでなくて選手たちも高い意識で取り組んでくれているので、それは良い傾向です。みんなで何かを作り上げようというところを意識しながらやっています」
 
 福岡戦、名古屋戦ではそれぞれCBに退場者が出た。「それは個人だけではなく、組織としての部分」にも要因があるとして、「去年できていたものが、急にできなくなっている。そこは改善するところ。みんなやるべきことは理解しているので、あとはやるだけです」と本来のタスクの実践を求める。

 ルヴァンカップの福岡戦は、3月27日に敵地で開催。0-1で敗れたリーグでの福岡戦もアウェーゲームだった。早くも巡ってきた"再戦"でリベンジを果たせるか。良い流れを呼び込む勝利を手にしたい。

構成●サッカーダイジェストweb編集部

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