「日本は技術が高くて速い」元Jリーガーの韓国代表DFが森保ジャパンを警戒! 10年前の“札幌の惨事”を回顧し…

2021年03月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ホームの熱気が凄かった」と11年の対戦を回想

日本をよく知るこのパク・チュホが森保ジャパンの前に立ちはだかる。(C) Getty Images

 日本代表は3月25日、日産スタジアムで韓国代表と親善試合を戦う。フレンドリーマッチでの対戦は、2011年8月以来約10年ぶりだ。

 その10年前、アルベルト・ザッケローニ監督が率いるザックジャパンが、香川真司の2ゴールと本田圭佑の一撃で3-0と快勝した札幌ドームでの試合を、韓国メディアは「札幌の惨事」と呼んでいるようだ。

 韓国の全国紙『朝鮮日報』などが伝えたところによれば、その「札幌の惨事」に途中出場し、今回の日韓戦にも招集されたDFパク・チュホ(水原FC)は23日、次のように当時を振り返った。

「札幌では、ホームの熱気が凄かった。今回はそうした熱気に押されることなく、自分たちの雰囲気を作っていくことが重要だ」

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 34歳のベテラン左SBは、水戸ホーリーホック、鹿島アントラーズ、ジュビロ磐田と計4シーズンに渡ってJリーグでプレー。マインツでは岡崎慎司、ドルトムントでは香川とチームメイトとなるなど、日本のサッカーをよく知っている選手と言えるだろう。

 日本の特徴については、「技術が高く、速い選手が多い」と分析。「しっかりマークし、先制点を与えなければ、自分たちにもチャンスが来てペースを握れる」と話し、アウェーゲームだけに我慢する時間帯もあることも想定しているようだ。

 また、19年12月のE-1選手権では、森保ジャパンに1-0で勝利を収めていることにも触れ、「技術もあったが、闘志溢れるプレーを見せた。こちらも技術が高い選手は多く、良いプレーをお見せできると思う」と自信をのぞかせた。

 日本にとってはそのE-1選手権の、韓国にとっては「札幌の惨事」のリベンジマッチとなる日韓決戦。熱い試合となるのは間違いなさそうだ、

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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