「日本は死に物狂いだ!」韓国メディアは日韓戦の“南野拓実vsイ・ガンイン”に注目!「魔法をかけるのはどっち?」

2021年03月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

南野を「U-20W杯への道を断った男」として紹介

どちらも初めての日韓戦となる南野(右)とイ・ガンイン(左)。輝きを放ち、チームを勝利に導くのはどちらだ!? (C)SOCCER DIGEST, Getty Images

 いよいよ木曜日にキックオフされる、日本代表vs韓国代表の宿敵対決。コロナ禍での開催を巡っては両国内でさまざまな意見が飛び交ったが、すでに両チームとも現地入りして精力的に調整を続けており、ここに来て俄然、決戦ムードが高まっている。

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 そんななか、韓国全国紙『朝鮮日報』がひとつのマッチアップに着目した。森保ジャパンが誇る攻撃の急先鋒・南野拓実と、韓国サッカー界の若き至宝であるイ・ガンインの対決だ。同紙は次のように論じている。

「イ・ガンイン対ミナミノは韓日戦において核となるマッチアップだ。ソン・フンミンやファン・ウィジョ、ファン・ヒチャンら攻撃の主軸が不在となった今回の韓国代表にあって、イ・ガンインは最大のスター。一方のミナミノも日本の攻撃を担うキーパーソンで、彼らふたりの役割は似通っている。ともに2列目中央(トップ下)で先発を飾る可能性が高いだろう。より攻撃に創造性をもたらし、魔法をかけられるのはどちらか。韓日戦で初めて実現するこのマッチアップが最大のハイライトだ」
 
 やはりイ・ガンインへの期待値はすこぶる高いようで、「まだ国際Aマッチに3試合しか出場していない20歳だが、彼にとって韓日戦は、今後のパウロ・ベント体制を支えていけるかどうかの試金石になる。主軸たちがいない状況下で、本領発揮が望まれるからだ」と明言した。

 かたや南野については「サウサンプトンへのレンタル移籍で見事に蘇った。本当に注意が必要だ」と警戒を強め、「2014年のU-19アジア選手権のグループリーグ最終戦で韓国は日本に1-2で敗れ、U-20ワールドカップへの道を断たれた。その試合で2点を奪ったのがミナミノだ。相性は良くない」と過去のエピソードを紹介した。ちなみにその大会は日本も日韓戦直後の準々決勝で敗北を喫し、世界行きを逃がしている。

 もし日本が今回の横浜決戦でも敗れれば、対韓国戦が3連敗となる。その事実を踏まえて同紙は最後に、「日本は死に物狂いで来るだろう。強い意志で戦いに臨むはずだ。なぜならライバルを相手に3連敗は許されない結果であり、Jリーグが誕生してからでは初の屈辱となるならなおさらだ」と伝えた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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