日韓戦でリベンジ誓う佐々木翔。19年E-1選手権では何が及ばなかったのか?「コンパクトには守れていたと思うが…」

2021年03月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

E-1選手権では、走力と球際の強さで上回られ力負け

1年3か月ぶりの招集となった佐々木。韓国戦のリベンジに燃える。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 日本代表は3月22日、選手4名のオンライン会見を実施し、約1年3か月ぶりの招集となったサンフレッチェ広島の佐々木翔が前回対戦した韓国の印象などを語った。

 佐々木がA代表として最後に戦ったのが2019年12月のE-1選手権。優勝の懸かった最終戦の相手が韓国だった。その時、佐々木はキャプテンマークを付け、3バックの一角としてフル出場するも、0-1の苦杯を喫している。

 その因縁の韓国戦に向けて、佐々木は次のように意気込みを語った。
「僕個人としては前回、タイトルが懸かった試合で負けているし、またリベンジというか戦うチャンスがあるのは嬉しい。いつになく気合いが入る試合。やはり覚悟もあるし、必ず倒したい」

 前回は日本と同様、韓国も国内組の編成となっていたが、「けっこうロングボールを放り込んできたイメージがあった」という。佐々木は懸命なカバーリングで守備に奔走したが、チームは走力と球際での強さを持つ相手に押し込まれた。それだけに、「コンパクトには守れていたと思うが、一歩の寄せのところや球際をもっとみんなで要求していかなければいけない」と警戒を強める。


 また、昨年は国内組の招集がなく、約1年3か月ぶりの招集には強い想いもある。
「(19年11月の)ベネズエラ戦(1-4で敗戦)と(同12月の)E-1韓国との試合では非常に悔しい思いもしましたし、あれを糧に成長できたからこそ、またチャンスをいただけたと思う。ただ、いくらJリーグで結果を出そうが、ここに来ていいプレーをできないと意味がないので、まずは韓国戦でしっかり結果を出してアピールしたい」

「小さい頃からの夢だった」という日本代表のユニホームへ再び袖を通し、まずはE-1選手権でのリベンジを果たせるか。25日の韓国戦へ想いをぶつける。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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