J１リーグは３月21日、中止となったガンバ大阪対横浜F・マリノスを除き、第６節の計８試合を各地で開催。県立カシマサッカースタジアムで行なわれた鹿島アントラーズ対名古屋グランパスの一戦は、名古屋が１-０で勝利した。

　前半はお互いにアグレッシブな攻撃を仕掛けるが、それぞれの守備陣の奮闘も光り、得点できない。17分、鹿島の杉岡大暉のシュートは枠を捉えず、30分には名古屋の山﨑凌吾が右足で狙うも、相手GKに防がれてネットを揺らせない。

　スコアレスで迎えた後半、先にスコアボードを動かしたのはアウェーの名古屋。59分、CKのチャンスで、こぼれ球に反応した稲垣祥が右足で強烈なミドルを突き刺す。
 

　ここまで５連勝の名古屋はすべてのゲームで先制点を奪い、自慢の堅守で相手の反撃を撥ね返して白星を積み上げてきた。この鹿島戦でも堅牢なディフェンスは崩れず。お得意の"ウノゼロ"で開幕６連勝を達成した。一方、完封負けの鹿島は前節の福岡戦も敗れており、今季初の連敗を喫した。

　次節の第７節は、代表ウィークを挟んで４月２・３日に開催。鹿島はアウェーで浦和レッズと、名古屋はホームでFC東京とそれぞれ３日に対戦する。

構成●サッカーダイジェストweb編集部

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