「我々の誇りだ」元KリーガーのELトッテナム戦“衝撃ハット”に韓国熱狂! 驚愕の採点「10点満点」も話題に

2021年03月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

「最近のインタビューでKリーグへの愛情を表わした」

今シーズンは公式戦36試合で19ゴールと躍動しているオルシッチ。(C)Getty Images

 いま欧州で一躍注目を集めているのが、ディナモ・ザグレブのMFミスラフ・オルシッチだ。

 現地時間3月18日に開催された、トッテナムとのヨーロッパリーグ(EL)ラウンド・オブ16第2レグで、ハットトリックの大活躍。チームの全ゴールを叩き出し、0-2で落とした第1レグからの大逆転劇(アグリゲートスコア3-2)の立役者となったのだ。

 このセンセーショナルなパフォーマンスに沸いているのはヨーロッパだけではない。28歳のクロアチア代表戦士がかつてプレーした韓国のメディアも、こぞってこの活躍を伝えている。

【関連動画】衝撃のハットトリック!オルシッチがハーフウェーライン付近からドリブルで持ち込んで決めた驚愕の勝ち越し弾
 そのひとつ『Inter Football』は、「元Kリーガーのオルシャ(韓国での登録名)がトッテナムを相手にハットトリック。Kリーグのファンが熱狂」と題した記事を掲載。欧州のデータサイト『Whoscored.com』のレーティングが「10点満点」だったことを伝え、自国のファンの反応を紹介している。

「韓国のファンは、『胸が爽快になる』『Kリーグの誇りだ』『Kリーグ最高のアウトプット』など熱い反応を見せている。とくに、オルシャが最近のインタビューでKリーグへの愛情を表わしたことで、関心はさらに高まっている」

 2015年に母国のリエカから全南ドラゴンズに加入した"オルシャ"は、1年半プレーした後、中国の長春亜泰に移籍。だが、わずか半年でKリーグに復帰し、蔚山現代に1年半在籍した後、18年夏にD・ザグレブに籍を移していた。

 オルシッチが3発で沈めたトッテナムといえば、言わずもがな韓国が誇る大エース、ソン・フンミンが在籍しているが、この試合は怪我で欠場していた。ソン・フンミンが不在の間に敗退してしまったことを嘆く母国メディアもあったが、そのショックを打ち消すような元Kリーガーの活躍だった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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