「守備が混乱した」川崎のまさかの連勝ストップに海外注目! “100分”の痛恨失点に「倒れていなければ…」

2021年03月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ヴィッセルは攻撃する時間を手にした」

ジェジエウ(右端)の治療中にゴールを許してしまった川崎。最後の最後で神戸に追い付かれた。(C)SOCCER DIGEST

 王者の連勝ストップに海外メディアも注目している。

 3月17日に開催されたJ1リーグの第5節で、川崎フロンターレは敵地でヴィッセル神戸と対戦。72分にFWレアンドロ・ダミアンの超ロングシュートで先制したものの、後半アディショナルタイム10分に敵DF菊池流帆にヘッド弾を叩き込まれ、1-1のドローに終わった。この結果、開幕からの連勝が「5」でストップしている。

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 劇的な展開で川崎の連勝が止まった試合を取り上げたのが、ブラジルのメディア『Globo』だ。

「川崎は、ノエビアスタジアムでの神戸戦で100分(アディショナルタイム10分)にゴールを許し、Jリーグで100%(全勝)のアドバンテージを失った。若きスターである三笘薫とのマッチアップに勝利した神戸のDF菊池が初瀬亮のクロスに対し、文字通り最後のプレーでポイントを奪うためにこのエリアに現われたのだ」
 
 そして、最後の最後で失点を許した原因についても言及。「審判は最初に"たった"7分のアディショナルタイムを与えていた。しかし、この7分間が終わる残り数秒で、ジェジエウが、医師の診察を求めてピッチに倒れた。GKのチョン・ソンリョンがボールを持っていたので、ブラジル人DFが倒れていなければ、試合はおそらく終了していた。しかし、審判はさらに3分を追加し、ヴィッセルは攻撃する時間を手にした」として、こう指摘している。

「(治療のため)ジェジエウがいるべきエリアにいなかったため、菊池は同点ゴールを挙げるスペースがあった」

 さらに、記事は最後の失点シーンの画像を掲載。「神戸の同点ゴールの瞬間、ジェジエウが治療を終えてピッチから戻ろうとしていたため、ディフェンスは混乱した。MFの田中碧と塚川孝輝が最終ラインに入り、菊池にはスペースがあった。谷口彰悟は競り合いに遅れた」とキャプションをつけて紹介している。

【動画】画面下から出て来るジェジエウに注目!ブラジル・メディアが指摘した痛恨の失点シーン
 
一人少ない間に、ラストワンプレーで奪われた同点ゴール。王者にとってまさに痛恨の失点だった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部


 

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