「英国なら2部レベル」チェルシーOBがCL完敗のアトレティコをバッサリ!「プレミアの底辺」

2021年03月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

「チェルシーにとって完璧な試合」と古巣を称賛

チェルシーに手も足も出なかったアトレティコ。終盤には退場者を出して万事休した。(C)Getty Images

 現地時間3月17日に開催されたチャンピオンズ・リーグ(CL)ラウンド・オブ16の第2レグで、アトレティコ・マドリーはチェルシーと対戦。0-2で敗れ、アグリゲートスコア0-3で敗退を喫している

 ホームでの第1レグを0-1で落としたアトレティコは立ち上がりから攻勢で出るも、トーマス・トゥヘル監督就任後の12試合でわずか2失点の堅牢を崩せない。

 徐々にホームチームに押し戻され、34分にはカウンターからあっさりハキム・ジイェフにゴールを許して失点を喫する。後半は完全にゲームを支配され、81分にはセットプレーの競り合いのなかで、CBステファン・サビッチがアントニオ・リュディガーに肘打ちをしたとして一発退場。試合終了間際にも被弾し、完敗を喫した。

【動画】高速カウンターが炸裂!ジイェフが決めたチェルシーの先制ゴール
 
 カップ戦では強さを発揮してきたディエゴ・シメオネ監督のチームとは思えないほど、なす術なく敗れたアトレティコを酷評したのが、チェルシーOBのジョー・コールだ。

 英メディア『90min』によれば、元イングランド代表MFは、『BT SPORTS』で次のように扱き下ろしたという。

「チェルシーにとって完璧な試合で、美しい終わり方だった。そして、今夜のアトレティコはチェルシーに打撃を与えるために、近づくことさえできなかった。侮辱しているわけではないけど、チェルシーはチャンピオンシップ(イングランド2部)のトップチームや、フルアムやウェストブロムのようなプレミアリーグの底辺のチームと対戦しているようなものだった」

 裏を返せば、ラ・リーガで首位を走るアトレティコに完璧に封じ込めたチェルシーの戦いぶりが、それほど素晴らしかったということだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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