「水面下でいろんな国と話をして」反町委員長が明かす韓国戦実現の経緯と意義。「最終予選への第一歩」

2021年03月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

現場からは“強い相手”とリクエスト

直近の対戦は19年12月のE-1選手権。この時は0-1で敗れている。(C)SOCCER DIGEST

 3月25日に森保ジャパンは韓国代表と対戦。直近の対戦は2019年のE-1選手権で、この時は0-1で敗れている。

 過去の対戦成績は76試合で13勝23分40敗。伝統の日韓戦について、今回のメンバー発表の会見時に反町康治技術委員長は、韓国戦が実現した経緯とその意義について語った。

「昨年はヨーロッパでの活動になりましたけど、とにかく試合の相手をマッチメイクするにおいて、現場からは"強い相手"とリクエストを受けております。

 今回は、残念ながら(ワールドカップ予選の)ミャンマー戦が延期になったことを受けて、水面下でいろんな国と話をしてまいりました。そうしたなかで、やはりアジアの中でも非常に強い相手である韓国と試合できることを選んだわけですけど、強いチームとやることによって、成果と課題が生まれてくると思っています。
 
 我々にとっては、長い日本サッカーの歴史においても、なかなか打ち破ることができなかった韓国とこうして試合ができるのを非常に嬉しく思っていますし、これはまだ2次予選を突破していないので、なんとも言えませんけども、最終予選に向けての第一歩だと捉えてやっていきたい」

 注目の一戦は25日、日産スタジアムで開催。ナイトゲームが予定されている。

構成●サッカーダイジェストweb編集部
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