バイエルンがレバンドフスキのPK弾など2発でラツィオに連勝!連覇に向け危なげなく8強入り【CL】

2021年03月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

33分、エースがPKで先制点

先制ゴールを奪い、雄叫びを上げるレバンドフスキ。(C) Getty Images

 現地時間3月17日、チャンピオンズ・リーグ(CL)のラウンド・オブ16第2レグが行なわれ、王者バイエルン・ミュンヘンがラツィオとホームで激突した。

 立ち上がりから主導権を握ったのは、第1レグを4-1でモノにしているバイエルンだ。ポゼッションで大きく上回り、13分にはペナルティエリア右からザネが得意の左足を振り抜くが、枠を捉えることはできない。

 勝ち上がりには4点が必要なラツィオは、15分にゲームキャプテンのミリンコビッチ=サビッチがペナルティエリア内でアーリー気味のクロスにヘッドで合わせるも、上手くミートすることができず。体調不良のノイアーの代わりにゴールを守るGKニュベルにキャッチされる。

 中盤以降もゲームを支配するバイエルンは、33分にPKを獲得。これをエースのレバンドフスキが相手守護神レイナの逆をつくシュートで、ネットを揺らした。ポーランド代表FWは今大会5ゴール目となった。

【動画】レバンドフスキが相手GKの逆をつくPKで、CL通算73点目を奪取!

 雪が降り出すなか、この先制で勢いを増したドイツ王者はその後も分厚い攻撃で相手ゴールを脅かすが、追加点は奪えない。前半は1-0で終える。
 
 迎えた後半開始直後の46分、バイエルンがビッグチャンス。するするとペナルティエリア内に侵入したレバンドフスキが至近距離からシュートを放つが、レイナの好守に阻まれる。

 流れを変えたいラツィオは56分に2枚替えを敢行。アンドレアス・ペレイラとパローロを送り込む。

 だが依然として、ホームチームペースで試合は進み、67分にはレバンドフスキがペナルティエリア手前からシュートを放つも、ここは左ポストに嫌われてしまう。

 73分には、ダビド・アラバの絶妙な縦パスをペナルティエリア内で受けた途中出場のシュポ=モティングが、前に出てきたGKの動きを見極め、冷静にシュート。決定的な1点を奪う。

 その後、82分にラツィオはFKにヘッドで合わせたパローロがようやく1点を返したものの、大勢は変わらず。結局バイエルンが第2レグを2-1、2戦合計6-2で勝利し、連覇へ向けて危なげなく8強入りを決めた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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