鳥栖が開幕から4戦連続の無失点を継続中。これまでのJ1リーグの記録を振り返ると…

2021年03月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

今夜の柏戦でも記録継続なるか

柏戦でも先発に名を連ね5戦連続無失点を狙う鳥栖のGK朴一圭。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 サガン鳥栖が開幕から4試合連続無失点を続け、J1リーグ史上2番目の記録となっている。

 第1節、敵地での湘南ベルマーレ戦で1-0の勝利をきっかけに、2節・浦和レッズ戦(2-0)、3節・ベガルタ仙台戦(5-0)と開幕から3連勝。4節・清水エスパルス戦こそ0-0で引き分けたものの、被シュート数は1本。クラブ史上初の快挙で、4試合を戦っていまだ無失点を続けている。

 これまでのJリーグの記録では、開幕からの最長無失点試合数は96年に横浜フリューゲルスが記録した6試合。その年の横浜Fは最終順位で3位に入っている。そのほか、開幕から3試合連続で無失点を記録した7チームは、優勝こそ2000年の鹿島アントラーズのみだが、揃ってJ1残留を果たしている。

 また、リーグ戦での最長無失点時間はゴールマウスにシジマールが君臨した93年の清水で、731分。次いで浦和(14年)の659分、95年から96年にかけての横浜フリューゲルスで627分となっている。

 近年では、18年のFC東京が545分を、19年のサンフレッチェ広島が524分を記録している。

 果たして今季の鳥栖はその記録を何試合、何分まで伸ばせるか。本日19時キックオフの、J1リーグ第5節・柏レイソル戦に注目だ。
 
【開幕からの無失点記録】
()内は最終順位

●6試合連続
96年・横浜フリューゲルス(3位)

●4試合連続
21年・サガン鳥栖(現在3位)

●3試合連続
96年・ジュビロ磐田(4位)
00年・鹿島アントラーズ(優勝)
06年・清水エスパルス(4位)
07年・ガンバ大阪(3位)
07年・名古屋グランパス(11位)
14年・鹿島アントラーズ(3位)
14年・横浜F・マリノス(7位)

【J1リーグ無失点時間ランキング】
1位:清水エスパルス(1993年)/731分間
2位:浦和レッズ(2014年)/659分間
3位:横浜フリューゲルス(1995年)/627分間

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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