徳島、違反行為でサポーター1名の入場禁止処分を発表。岸田社長が遺憾の意「あれだけお伝えしたにもかかわらず…」

2021年03月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

岸田社長がコメントを発表

徳島が違反行為があったサポーター1名の処分を発表した。(C)SOCCER DIGEST

 3月16日、徳島ヴォルティスはJ1リーグ4節・アビスパ福岡戦にて、違反行為があったとして、サポーター1名にホームゲーム5試合の入場禁止処分を下した。

 問題の事象が発生したのは、13日に鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアムで実施されたホームゲーム。クラブによるとスタジアムの北ホーム指定席エリアにて、徳島のサポーター1名が選手やほかの観客に対し不適切な発言と行動を行ない、会場運営を妨げたという。

 徳島は当該サポーターを3月17日から4月28日に開催されるホームゲーム5試合(リーグ戦・カップ戦)で入場禁止処分とすることを発表。なお、この期間内に行なわれるJリーグが主管する全ての試合への入場も禁止とした。
 
 岸田一宏社長はクラブ公式サイトにて、コメントを発表。違反を犯した一部のサポーターに対し遺憾の意を表明した。

「2021新体制発表会でも、あれだけお伝えしたにもかかわらず、一部特定の方の行為が改まらなかったことは、誠に遺憾ではありますが、会場運営はじめクラブ体制の至らなさを痛感しております。今後はクラブ体制を改め、観戦ルール(ヤジ・暴言含む)を遵守いただけない方には厳格な対応で臨む所存です」

 続けて、「弊クラブが目指します、『安心、安全であたたかい雰囲気のあるスタジアム』づくりを、皆様と共に進めていきたく存じますので、何卒ご理解とご協力をいただきますようお願い申し上げます。皆様のあたたかい応援にお応えできるよう、全力で戦ってまいります」と、ファンへ協力を呼び掛けている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事