メルセデスで練習場入りのバイエルン戦士に罰金600万円超!昨年はマクラーレンで…スポンサー裏切り行為再び

2021年03月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

『アウディ』はクラブの8.33%の株式を保有

規則違反で処分を受けたコマン。(C)Getty Images

 バイエルン・ミュンヘンのキングスレー・コマンが規則違反により、クラブから5万ユーロ(約625万円)の罰金を命じられたようだ。英メディア『SPORTBIBLE』などが伝えている。

 問題が起こったのは練習前のことだ。コマンは当日、チームスポンサーである『アウディ』ではなく、個人所有の『メルセデス』の車で姿を見せたという。

『アウディ』は年間約4280万ポンド(約59億9200万円)のスポンサー料を支払い、8.33%のバイエルンの株式を保有していると言われており、トレーニングや試合、スポンサーイベント等での車提供も実施。そういったことから選手が練習に参加する際には、同社製の車のみの使用に制限されていた。

 規則を破ったフランス代表FWは、クラブのスタッフから入場を拒否された後、愛車を路上に駐車してから練習場に入っていったとのことだ。
 
 なお、コマンは昨年にも『マクラーレン』のスーパーカーで練習場に乗り付けており、その際は「クラブとアウディに、社用車でトレーニングに来なかったことを謝罪したいと思う。償いとして、できるだけ早くインゴルシュタットにあるアウディの工場を訪れて、サイン会を行ない、従業員に関心を持ってもらおうと思う」とコメントを残していた。

 昨季のチャンピオンズ・リーグ決勝で優勝を決めるゴールを奪い、今季もここまでリーグ戦20試合で3ゴール・10アシストをマーク。結果を残し、周囲からの厚い信頼を得ながら、24歳はまたもやチームを支える関係者を裏切る行動を取ってしまった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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