３月16日、日本サッカー協会（JFA）は４月11日に開催されるなでしこジャパン（日本女子代表）の国際親善試合の相手がパナマ女子代表に決定したことを発表した。

　なでしこジャパンは、東京オリンピックへ向けた強化の場として４月に国際親善試合２連戦を予定。８日にはパラグアイ女子代表（ユアテックスタジアム仙台）との対戦がすでに決まっており、続けて11日に国立競技場で行なわれる試合の対戦相手は未定となっていたが、パナマ女子代表に決定した。

　パナマ女子代表は現在FIFAランキング59位。10位の日本にとっては格下の相手で、今回が初めての対戦となる。
 

　高倉麻子監督は、中２日で行なわれる強化試合２連戦は、東京五輪のグループステージの試合間隔と同じであることに触れ、「チームとして移動、休息、課題修正をいかにより良く行うかを探りながら、（パナマ戦は）１試合目よりレベルアップした試合にしたいと思っています」と意気込みを語った。

　続けて、「選手には、オリンピック決勝でその地に立つことをイメージしながら大いに躍動し、アピールしてもらいたいですし、選手選定を控える私を大いに悩ませてほしい」と選手の奮起に期待した。

　なお、なでしこジャパンは明日17日から鹿児島県内でトレーニングキャンプを実施。国際親善試合に向け、約２週間にわたって連係を深める。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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