原口元気にコロナ陽性報道。所属元ハノーファーは全選手が14日間の隔離措置へ。代表招集に影響も?

2021年03月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

地元メディアが原口が陽性と報じる

全選手が隔離措置となったハノーファーに所属する原口。代表招集は難しくなりそうだ。(C)Getty Images

 現地時間3月13日、ドイツ2部のハノーファーは選手のひとりに、新型コロナウイルスの陽性が確認されたと発表。14日に予定されていたヴュルツブルクとの一戦は中止となり、選手やスタッフに対して14日間の自宅隔離が指示された。

 クラブの発表では選手の名前は明らかにされていなかったが、現地メディア『SPORTBUZZER』は14日付けでそれが原口元気であるという情報を掴んだと報道。ドイツ紙『BILD』も同日付で同様に報じた。
 
 同メディアは、チームドクターであり衛生管理者のアクセル・パーテンハイマー氏が「感染がこれ以上広がらないようにするために、隔離は不可欠。陽性反応が出た選手に、深刻な症状が出ているわけではない」とコメントしたと伝えている。
 
 実際に隔離対象となっているのは、すべての選手、ケナン・コチャク監督、理学療法士のスタッフで、土曜日の夕方から"濃厚接触者"として隔離に入ったという。このうち、GKミヒャエル・エッサーは家族内に陽性が確認され、先週水曜日から隔離中。負傷中のティモ・ヒュバース、フランク・エビナは隔離対象にならないという。

 報道によれば、月曜日に選手と監督は再度検査を受けるとのこと。全員が陰性であれば、州政府の判断により、隔離が解除される可能性もあるようだ。

 ただし、今週金曜日に予定されているホルシュタイン・キールとの試合は中止となる見込み。その後、欧州では代表ウィークに突入するため、4月上旬までリーグ戦は休止するが、その後の過密日程への影響が懸念されている。

 加えて、日本代表も日韓戦とカタール・ワールドカップ2次予選のモンゴル戦が予定されており、原口、室屋成の招集に少なからず影響を及ぼしそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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