負傷明けの一戦で、鎌田が今季4点目
同点ゴールを決めた鎌田。前節は腰痛でベンチ外だった。(C)Gettty Images
現地時間3月14日、ブンデスリーガ第25節が行なわれ、長谷部誠と鎌田大地を擁するリーグ4位のフランクフルトは、同2位RBライプツィヒとアウェーで対戦した。
鎌田は右ワイド、長谷部は3バックの前で中盤の底で先発し、リーグ屈指の組織的なチームとのアウェー戦に臨んだ。5分にライプツィヒのDFウバメカノが負傷交代するという想定外のトラブルが発生するも、ユリアン・ナーゲルスマン監督のチームは揺るがない。14分にはゴール前の攻防から早々にゴールネットを揺らされたが、これはVARでオフサイドが確認され、無効となった。
押し込まれ気味な展開が続いた22分、右サイドの鎌田が前にパスを送り、ソウが触れ、走り込んだコスティッチがゴール前まで切り込むが、これはシュートに持ち込めず。38分には鎌田にシュートチャンスが訪れるも、ジャストミートしなかった。
前半をスコアレスで折り返すが、46分、フォシュベリに得点を許し、1点を先行される。
その後も激しいプレスをかけてくるRBライプツィヒを前にパスをうまく繋ぐことができないなか、鎌田もらしくないミスを連発するなど苦しい時間帯が続く。
しかし61分、センターサークル付近からユネスがドリブルで仕掛けたのをきっかけにフランクフルトがラインを押し上げ、人員をかけて敵陣に攻め込むと、エリア左に抜け出したアンドレ・シウバが、中央にクロス。ユネスが飛び込んだ後ろでフリーになった鎌田が右足で力強く蹴り込んで、試合を振り出しに戻す。
焦りの見え始めたホームチームが勢いを増して攻勢を強めるが、鎌田のゴールで完全にリズムを取り戻したフランクフルトは守護神トラップを中心に、紙一重のところで退け続ける展開が続く。81分に鎌田は接触プレーで腰を抑えて倒れ込み、アッヘと交代してピッチを退いた。
直後に、途中出場のヨビッチが絶好機を迎えるも、シュートはゴール左外に外れる。その後も、激しいプレスを掛け合う両チームのぶつかり合いは後半まで競い合ったが、攻めに出るホームチームの勢いは、フランクフルトは粘り強い守備で跳ね除け、試合は1-1のドローに終わった。
フランクフルトは勝点44で、来シーズンチャンピオンズ・リーグ出場圏内の4位を維持。3位ヴォルフスブルクとの差は4ポイント、5位ドルトムントとは2ポイント差となっている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
鎌田は右ワイド、長谷部は3バックの前で中盤の底で先発し、リーグ屈指の組織的なチームとのアウェー戦に臨んだ。5分にライプツィヒのDFウバメカノが負傷交代するという想定外のトラブルが発生するも、ユリアン・ナーゲルスマン監督のチームは揺るがない。14分にはゴール前の攻防から早々にゴールネットを揺らされたが、これはVARでオフサイドが確認され、無効となった。
押し込まれ気味な展開が続いた22分、右サイドの鎌田が前にパスを送り、ソウが触れ、走り込んだコスティッチがゴール前まで切り込むが、これはシュートに持ち込めず。38分には鎌田にシュートチャンスが訪れるも、ジャストミートしなかった。
前半をスコアレスで折り返すが、46分、フォシュベリに得点を許し、1点を先行される。
その後も激しいプレスをかけてくるRBライプツィヒを前にパスをうまく繋ぐことができないなか、鎌田もらしくないミスを連発するなど苦しい時間帯が続く。
しかし61分、センターサークル付近からユネスがドリブルで仕掛けたのをきっかけにフランクフルトがラインを押し上げ、人員をかけて敵陣に攻め込むと、エリア左に抜け出したアンドレ・シウバが、中央にクロス。ユネスが飛び込んだ後ろでフリーになった鎌田が右足で力強く蹴り込んで、試合を振り出しに戻す。
焦りの見え始めたホームチームが勢いを増して攻勢を強めるが、鎌田のゴールで完全にリズムを取り戻したフランクフルトは守護神トラップを中心に、紙一重のところで退け続ける展開が続く。81分に鎌田は接触プレーで腰を抑えて倒れ込み、アッヘと交代してピッチを退いた。
直後に、途中出場のヨビッチが絶好機を迎えるも、シュートはゴール左外に外れる。その後も、激しいプレスを掛け合う両チームのぶつかり合いは後半まで競い合ったが、攻めに出るホームチームの勢いは、フランクフルトは粘り強い守備で跳ね除け、試合は1-1のドローに終わった。
フランクフルトは勝点44で、来シーズンチャンピオンズ・リーグ出場圏内の4位を維持。3位ヴォルフスブルクとの差は4ポイント、5位ドルトムントとは2ポイント差となっている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部