堂安律が今季4点目&奥川雅也のドイツ1部初ゴール!日本人アベック弾で、ビーレフェルトが強豪レバークーゼンを撃破!!

2021年03月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

ビーレフェルトはリーグ戦8試合ぶりの勝利

ともに先発し、レバークーゼンから1ゴールずつ奪った堂安(左)と奥川(右)。(C)Getty Images

 現地時間3月14日、ブンデスリーガ第25節が行なわれ、堂安律と奥川雅也が所属するビーレフェルトは、アウェーでレバークーゼンと対戦した。

 堂安はファビアン・クロスと2トップを組み、奥川は左ウイングでそろって先発。ムサ・ディアビら強力なアタッカー陣を揃えるホームチームと、試合序盤は互角の戦いを繰り広げる。

 戦況が変わったのは21分。左サイドでボールを保持した奥川がロストしかけたボールを味方が拾い、右サイドのゲバウアーにパス。敵陣に持ち上がりながら上げたクロスに、堂安がDFを背負いながら飛び込み、左足で合わせる。シュートは上ポストに直撃した後にゴールに吸い込まれ、背番号8が待望の先制点を挙げた。

 続く30分、再び右サイドからのクロスに、ゴール前に飛び込んだ奥川が頭で合わせるも、シュートは大きく浮いてしまう。

 その後も得点は奪えず。徐々にレバークーゼンが攻勢を強め、ビーレフェルトは押し込まれる時間が続くが前半を守り切り、1-0で折り返す。
 
 そして57分、ビーレフェルトが自陣でインターセプトしたボールを、マイアーが素早く前に送る。受けたルコキが前線で粘って残したボールを、追い上げた奥川が拾う。そして落ち着いてゴール前に運び、切り返してDFとGKの位置を見極め、右足で冷静に蹴り込んだ。

 2-0のリードを奪ったビーレフェルトは、65分にもゴール前に走り込んだ奥川がDF2枚を背負いながら味方のクロスに足で合わせようとするが、これは合わない。

 追い込まれたレバークーゼンはアラリオやベイリー、ウィルツなどのアタッカーを投入して攻勢を強めるが、ビーレフェルトの守備を崩せない時間帯が続く。

 85分にシックにゴールを許すが、そのまま猛攻をしのぎ切ったビーレフェルトが1点のリードを守り、リーグ戦8試合ぶりの勝利を手にした。奥川は81分、堂安は88分までプレーし、日本人プレーヤーふたりの活躍で貴重な勝点3を手にし、15位に浮上。降格圏を脱出している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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