「絶対的なリーダー」長谷部誠の契約延長をフランクフルト指揮官も祝福!「他の選手にも良い影響を与える」

2021年03月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

「マコトとクラブにとって素晴らしい決断」

2022年夏までフランクフルトでプレーすることが決まった長谷部。37歳にして第一線で戦い続けている。(C)Getty Images

 現地時間3月8日、ブンデスリーガのフランクフルトは、所属する日本人MF長谷部誠との契約を、2022年夏まで1年延長したと発表した。

 この件について、14日に行なわれる第25節のRBライプツィヒ戦を控えた記者会見で、アディ・ヒュッター監督が言及。長谷部との契約を延長したことについて、「クラブにとって、そしてマコトにとって素晴らしい決断だと感じている」と語った。

「髪を切る必要はあったけれど(笑)、それ以外の準備は万端だった。彼は、この5~6年の間に、クラブにとって鍵を握るプレーヤーであることを証明してきた。彼と一緒にプレーする時間が延びるのはとても嬉しい」

 さらに、チームにとって不可欠な存在であることを強調している。

「彼が未だにブンデスリーガで最高の選手であり、それは他の選手たちにとっても良い影響を与えている。フィールドでは経験豊富で、信じられないほどの冷静さをみせ、試合の流れを読んで指示を出すこともできる。私にとって、彼は絶対的なリーダーなんだ」
 
 フランクフルトは第23節のブレーメン戦に1-2で敗れ、前節のシュツットガルト戦も1-1のドローに終わっている。11試合無敗で4位まで順位を上げた勢いは止まった感があるが、目指すのは来シーズンのチャンピオンズ・リーグ(CL)出場権確保(4位以内)だ。そのためには、RBライプツィヒ戦では勝利が求められる。

「アウェー戦は難しいし、RBライプツィヒに勝つのは間違いなく簡単ではない。しかし、我々は意欲的だ。アルマミー・トゥレを除けばすべての選手たちが参加できる。勝利を目指して、全力を尽くしたい」

 現地メディアでは、長谷部、鎌田大地ともにスタメン予想となっている。首位バイエルンを猛追する2位RBライプツィヒとの大一番でも、ベテラン戦士のプレーに注目が集まりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】フランクフルトと契約延長!37歳になった長谷部誠のキャリアを厳選ショットで振り返り!(2003~2021)
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