【J1展望】1stステージ・7節|G大阪-新潟|5戦連発を狙う宇佐美のゴールで首位浮上へ!

2015年04月25日 サッカーダイジェスト編集部

G大阪――新潟戦は9戦無敗中。 新潟――守備を立て直せるか。

故障者/G大阪=西野、明神、内田達 新潟=ソン・ジュフン、平松
出場停止/G大阪=なし 新潟=なし

J1リーグ1stステージ・7節
ガンバ大阪―アルビレックス新潟
4月26日(日)/14:00/万博記念競技場
 
ガンバ大阪
リーグ成績(6節終了時):2位     勝点13  4勝1分1敗 12得点・6失点
 
【最新チーム事情】
●4月22日のACL・広州富力戦で5-0と大勝し、グループステージ突破に望み。
●遠藤がACLの通算出場試合数を40に伸ばす。中澤聡太(現C大阪)に並んで日本人最多タイに。
●新潟戦は09年6月20日の敗戦を最後に、9戦負けなし(5勝4分)。
●宇佐美がリーグ戦で5戦連発ゴールを狙う。
 
【担当記者の視点】
 宇佐美の充実ぶりが目を引く。リーグ戦4試合連続ゴール中で、現在7ゴールと得点ランクのトップに立つ。直近のACL・広州富力戦でも、絶妙なパスでパトリックのゴールをお膳立てし、自身も1ゴールと活躍。この若きエースが躍動すれば、新潟の守備をこじ開けられるはずだ。
 
 新潟との相性は極めて良く、09年6月20日の敗戦を最後に、9戦負け知らず(5勝4分)。さらに、チームは公式戦6連勝中と好調をキープしており状態も良い。CBは足首痛を抱える岩下に代わって金の先発が濃厚だが、5節の湘南戦にも先発しており連係面で大きな不安はない。
 
 首位に立つ浦和の結果次第ながら、この新潟戦で勝点3を獲得すればトップに浮上する可能性もある。堅牢な守備の安定感と2トップの破壊力はリーグ屈指。両方の歯車が噛み合えば勝利は間違いないだろう。
 
【J1展望】1stステージ・7節|全9試合をチェック! 

アルビレックス新潟
リーグ成績(6節終了時):14位 勝点6 1勝3分2敗 8得点・11失点
 
【最新チーム事情】
●大敗のリベンジ。L・シルバが守備を引き締める。
●守備力の高い小泉をサイドハーフで起用か。
●好調の川口がリーグ戦でも初ゴールを狙う。
 
【担当記者の視点】
 新潟がこれまでの6試合で喫した失点は、リーグワースト2位の11。守備が崩壊しており、破壊力抜群のG大阪の攻撃を抑えられるか不安が残る。
 
 実際に、昨季の万博でのゲームは0-5と大敗しており、その試合に出場停止で出場できなかったL・シルバは、「まず強い気持ちで戦うこと」と守備面での集中を強調していた。L・シルバが仕切る中盤だけでなく、得点力の高い宇佐美やパトリックとマッチアップするCB陣にも、今まで以上の集中力が求められるだろう。
 
 また、このG大阪戦では中盤のテコ入れのために、サイドハーフにボール奪取力のある小泉が起用される可能性がある。ナビスコカップ・甲府戦でプロ初ゴールを決めたSBの川口と形成する右サイドは勢いがありそうだ。
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