ミランが劇的なAT弾で追いつく!マンUは18歳新星の先制点を守り切れず…【EL】

2021年03月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

1-0で終わるかに思われたが…

途中出場で貴重なヘッド弾を決めたディアロ(右)。(C)Getty Images

 現地時間3月11日に開催されたヨーロッパリーグ(EL)のラウンド・オブ16第1レグで、マンチェスター・ユナイテッドとミランが前者のホームで対戦した。

 開始11分、ミランはスローイングを受けたMFケシエがワントラップからシュートを放ち、いきなりネットを揺らすが、VAR検証でトラップの際にハンドがあったとして取り消される。

 先制ゴールとはならなかったが、その後もペースを握ったミランは、組織的な守備でユナイテッドのパスワークを封じ込め、カウンターからチャンスを構築。31分には、ブラヒム・ディアスからパスを受けたサーレマーケルスが敵エリア内に切れ込んで左足でシュートを放つが、GKヘンダーソンに防がれる。

 なかなか決定機を作り出せないホームチームは、38分にビッグチャンス。アレックス・テレスのCKをブルーノ・フェルナンデスがすらしたボールにマグアイアが左足で合わせるが、ゴールまで数十センチというところでシュートをポストに当ててしまう。

 スコアレスで折り返した後半、ユナイテッドはマルシアルに代えて18歳のディアロを投入。すると、このスールシャール監督の采配がずばりと当たる。50分、B・フェルナンデスがゴール前に送り込んだタッチダウンパスに、そのディアロがバックヘッドで合わせて、先制点を奪った。

 その後はミランがアウェーゴールを狙うも、大黒柱のイブラヒモビッチを故障で欠く攻撃陣の迫力不足は否めず、堅牢を崩せない。59分にCKの流れからケシエが狙ったシュートも、GKに阻まれる。

 このまま1-0で終了するかに思われた後半アディショナルタイム3分、ミランはCKにCBケアがヘッドで合わせ、同点に追いつく。この劇的な一撃で、試合は1-1のドローに終わった。第2レグは18日に開催される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】18歳ディアロが決めた技ありのバックヘッド弾

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