【J1】川崎が4連勝で首位堅持。名古屋、鳥栖が開幕3連勝で追走。カズが54歳12日でJ1最年長出場記録更新|第3節

2021年03月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

3連勝の鳥栖は開幕からいまだ無失点

L・ダミアンの2ゴールでこの日も勝利した川崎。盤石の強さで首位をキープしている。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグは3月10日、中止となったガンバ大阪と大分トリニータの一戦を除く第3節の9試合を各地で開催。1試合消化の多い川崎が4連勝で首位を堅持。2戦続けて1-0勝利の名古屋、5発完勝の鳥栖がともに開幕3連勝で追走している。

 ホームに徳島を迎えた川崎では、レアンドロ・ダミアンが爆発。12分、42分とゴールを決め2点リードで前半を折り返すと、その後も盤石の試合運びで2-0の勝利を収め、開幕から4連勝で首位を堅持している。

 名古屋は敵地で柏と対戦。中央を締め、球際を激しく戦う堅い守備が光り、58分には、こぼれ球に詰めた稲垣祥がネットを揺らして先制に成功。その後も自慢の守備がほころびることなく、逃げ切りに成功し、開幕から3連勝で首位川崎を追走している。

 前節には6年ぶりに開幕2連勝を果たした鳥栖は、今節はホームで仙台を迎え撃った。開始5分に山下敬大が2戦連発となるゴールを決めると、ホームチームのゴールショーとなった。25分にエドゥアルド、39分に小屋松知哉、56分は樋口雄太、さらにアディショナルタイムに酒井宣福も加点し、5-0のスコアで3連勝を達成。さらに開幕からいまだ無失点と素晴らしいスタートダッシュに成功した。
 
 また、横浜FCの三浦知良が浦和戦の後半アディショナルタイムに出場し、54歳12日にJ1最年長出場記録を更新した。試合は、杉本健勇、阿部勇樹それぞれのPK弾で浦和が2-0の完封勝利を収めた。

 そのほか、点の奪い合いとなったFC東京と神戸の一戦は、郷家友太の決勝弾で神戸が3-2と競り勝つ。C大阪は84分の清武弘嗣のゴールで清水に2-1の逆転勝ち。試合開始から8分間で2点を奪った広島はその後札幌に1点を返されるものの、リードを保ったまま逃げ切りに成功。PKで先制した横浜は福岡に3-1、荒木遼太郎が2ゴールを決めた鹿島は湘南に3-1でそれぞれ勝利を収めている。

 なお、G大阪と大分の一戦は中止。代替試合は決定次第発表される。

 J1リーグ第3節の結果は以下の通り。

浦和2-0横浜FC
柏0-1名古屋
FC東京2-3神戸
福岡1-3横浜
鹿島3-1湘南
川崎2-0徳島
C大阪2-1清水
広島2-1札幌
鳥栖5-0仙台
G大阪 中止 大分

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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