再びサラー&マネ揃い踏み!リバプールが2戦合計4-0でライプツィヒを一蹴!2大会ぶりにベスト8進出【CL】

2021年03月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

70分、エースがついに均衡を破る

先制点を挙げたリバプールのサラー。(C) Getty Images

 現地時間3月10日、チャンピオンズ・リーグ(CL)のラウンド・オブ16第2レグが行なわれ、ハンガリーのブタペストではリバプールとRBライプツィヒが激突した。

 コロナ禍で第1レグに続き中立地開催となったこのゲームで、立ち上がりから攻勢をかけたのは、前回対戦を2-0でモノにしているリバプールだ。ホーム扱いの第2レグでも 勢いそのままに、鋭い出足で攻勢をかける。19分にはCKからジョッタがドンピシャヘッドで合わせるも、母国凱旋となったハンガリー代表GKグラーチのビッグセーブで防がれる。

 さらに24分にも決定機。チアゴのロングパスに反応したエースのサラーが一気に抜け出し、GKと1対1のような形になるが、ここもグラーチに阻まれてしまう。

 一方のライプツィヒは、前半終盤にはボール保持率が上がり、敵陣深くまで押し込めるようになると、32分にはフォシュベリがペナルティエリア内から左足で狙いすましたシュートを放つが、わずかにゴール右に外れてしまう。

 前半アディショナルタイム1分にもリバプールがビッグチャンス。サラーがゴール前で相手と競り合い、こぼれたところをジョッタが至近距離から押し込むも、枠を捉えることはできない。 

 前半は互いにゴールが生まれず、スコアレスで終える。
 
 迎えた後半も五分五分の展開が続き、両者ともに最終局面で精彩を欠き、決定的な場面は作り出すことができない。

 少なくとも2点が必要なライプツィヒは60分に2枚替えを敢行。韓国代表FWファン・ヒチャンとオランダ代表FWクライファートを送り込み、状況の打開を図る。すると65分、そのファン・ヒチャンが左サイドから上げたクロスに、セルロトが長身を屈めながらヘッドで合わせるも、惜しくもクロスバーに嫌われる。

 アウェーチームにペースが少し傾きかけていたなかで70分、リバプールがついに均衡を破る。ジョッタのラストパスをゴール右で受けたサラーが中央に切り込み、左足で鮮やかに流し込んだ。これで勢いに乗ったイングランド王者はさらに4分後にも、右サイドからのオリギの低い高速クロスにマネが合わせ追加点を奪取。一気に勝負を決めた。

 その後は圧倒的優位に立ったリバプールが余裕のパス回しも見せ、ライプツィヒをシャットアウト。第1レグに続きサラーとマネのゴールで2-0の快勝を収め、2戦合計では4-0で、2大会ぶりにベスト8進出を果たした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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