「ハッピーさは増してる」本田圭佑がアゼルバイジャン行きへ前進! 現地メディアは合意と報道「良い選手を必要としている」

2021年03月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

「クラブと話し合い、真剣に検討中」

東京五輪を目指すと公言している本田の新天地は、アゼルバイジャンになるようだ。(C)Getty Images

 今冬にポルトガル1部ポルティモネンセに加入したものの、リーグ出場選手登録に間に合わず退団した本田圭佑が、アゼルバイジャン行きを認めた。

 ニッポン放送のラジオ番組「本田圭佑『NowVoice』」にリモート出演した本田は、アゼルバイジャン紙が伝えた内容について、「珍しく報道が、この早い時期にほぼほぼズレなく当たっている」とコメント。収録は6日18時に行なわれたようで、「もしかして放送時期(9日)にはもしかするかも。真剣に検討している」とコメントした。

 また、現地メディア『FUTBOLXEBER』も8日付けで「ネフチのサミール・アッバソフ監督は『すべての監督は良い選手を必要としている。本田はチームを落ち着かせるのに役立つ』とコメントしており、ほぼ合意に達しているといえる。彼はシーズン終了までプレーし、夏には契約更新の可能性もあると示唆した」と伝えた。
 
 さらに、本田は現在の心境を「ハッピーさは増している」とコメント。「練習しかまだできていなくて、試合をしたいとも思うけれど、そんななかでも楽しめるかどうかは全部自分の心が決めること」とし、「毎日ハッピー右肩上がり」と新天地でのプレーに心を弾ませている様子もうかがえた。

 これまで本田は、名古屋グランパス(日本)、VVV(オランダ)、CSKAモスクワ(ロシア)、ミラン(イタリア)、パチューカ(メキシコ)、メルボルン・ヴィクトリー(オーストラリア)、フィテッセ(オランダ)、ボタフォゴ(ブラジル)でプレーしてきた。34歳のMFは、アゼルバイジャンが8か国目の挑戦となる。

 ネフチは国内リーグで最多タイとなる優勝8回を誇る有名クラブだ。今シーズンは第18節終了時で、8チーム中2位につけている。

 昨年末にブラジルを離れてプレーから遠ざかっている34歳の本田。新たな挑戦の幕開けはすぐ目の前に迫っているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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