スイスで戦う20歳のMF鈴木冬一が初アシスト!リーグ戦3試合ぶり出場でチームの勝利に貢献

2021年03月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

昨年末に湘南から完全移籍で加入

リーグ戦3試合ぶりの出場で、結果を残した鈴木冬一。※写真は湘南時代。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 ローザンヌ・スポルトは現地時間2月28日、スイス・スーパーリーグ第22節で、ルガーノとホームで対戦。この試合で昨年末に湘南ベルマーレから完全移籍で加入した鈴木冬一が初アシストをマークしている。

 鈴木はリーグ戦ではデビューから3試合連続で途中出場し、その後2試合連続で先発入りを果たすも、ここ2試合は出番なし。定位置確保を目指すなかで、この日は後半開始と同時にピッチへ入った。すると、1-0でリードして迎えた73分だった。

 敵陣深くの左サイドでボールを持った20歳の日本人MFは、ゴール前へ一気に前進し、敵を引き付けつけたところで中央へラストパス。これを受けたキャメロン・プエルタスはダイレクトで右足を振り抜き、豪快にゴールネットを揺らした。

【動画】後半から出場で確かな爪痕!鈴木冬一のスイス初アシストはこちら(2分51秒~)
 鈴木が演出した追加点で勝利を大きく手繰り寄せたローザンヌ・スポルトは結局、2-0で快勝。引き分けを挟み2連勝とし、チャンピオンズ・リーグ、ヨーロッパリーグに次ぐ、欧州第3の国際大会として新設された、ヨーロッパカンファレンスリーグの出場圏内まで勝点4差の6位に順位を上げている。

 試合後に、鈴木は自身のSNSに熱戦を切り取った写真を載せ、「勝利。初アシスト」と短くも力強く、結果を報告。これには国内外のファンからも「ナイス!」「やったね!おめでとう!」「Assist good Toichi」「次戦も期待しています」といった熱烈なエールが寄せられている。

 今回のアシストが躍進への足掛かりとなるか。スイスで道を切り拓く若武者の今後の動向に注目だ。次戦は3日、最下位に沈むファドゥーツとアウェーで対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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