【ACL5節】今度は金崎! 鹿島が2戦連続のロスタイム弾で最終戦に望みをつなぐ!!

2015年04月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

先制を許す苦しい展開も終始攻勢を仕掛け、後半に2ゴール!

鹿島は前線の流動的なコンビネーションでWSWの守備を翻弄。チャンスを量産し、土壇場で仕留めて見せた。

 アジア・チャンピオンズリーグは4月21日、5節が行なわれ、鹿島は敵地でウエスタンシドニー・ワンダラーズ(WSW)と対戦し、2-1で勝利を収めた。鹿島は、2勝3敗で勝点を6に伸ばした。
 
 鹿島は序盤、土居の惜しいシュートなど、良いリズムで攻撃を仕掛けるものの、24分に高萩のパスからルカヴィツヤに決められ、WSWに先制を許してしまう。失点後も左SBの山本が決定的なヘディングシュートを放つなどチャンスを掴むがモノにできない。
 
 後半に入っても、攻勢に出る鹿島がチャンスを量産。51分、西のクロスにカイオが合わせるも、これは惜しくもサイドネットに。61分にはCKから途中出場の高崎がニアサイドで合わせたが、枠を捉えきれなかった。
 
 鹿島は61分にCBの植田に代えて、1か月ぶりの試合出場となるボランチの小笠原を投入。ボランチの青木を最終ラインに下げる形となった。
 
 64分にカイオの決定的なシュートが相手GKに防がれたが、直後の65分には右サイドを抜け出した土居が左足のシュートを叩き込む。試合を1-1の振り出しに戻した。
 
 その後、WSWの反撃を受けた鹿島だが、それを凌ぐと78分に金崎の突破から、ペナルティエリア手前でFKのチャンスを得る。これを柴崎が直接狙ったが、惜しくもゴール右に外れた。
 
 終盤は、グループリーグ突破のために勝点3が欲しい両チームの気迫がぶつかり合う激闘となったが、この勝負に決着をつけたのは金崎の一撃だった。後半ロスタイム、山本が中央へグラウンダーの鋭いクロスを入れると、走り込んだ金崎が右足で合わせゴールに流し込んだ。
 
 試合はこのままタイムアップ。鹿島は前節の広州恒大戦に続く後半ロスタイムでの勝ち越し弾で2-1の勝利を収めた。3連敗の後、2連勝とした鹿島は、5月5日にグループリーグ突破を懸けてホームでの最終戦・FCソウル戦に臨む。
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