原口元気が今季5点目となる先制ゴールを決めるも…ハノーファーは2度追いつかれ悔しいドロー

2021年02月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

原口の先制ゴールで勢いづくかと思われたが…

先制点を挙げた原口。今季通算5ゴール目をマークした。(C)Getty Images

 現地時間2月27日、ドイツ2部の第23節が行なわれ、原口元気と室屋成が所属する6位ハノーファーは、アウェーで4位グロイター・フュルトと対戦した。

 4-2-3-1の布陣で原口はトップ下、室屋は右SBで先発したアウェーチームは、左右サイドから積極的に敵陣に切り込み、主導権を握る。

 度々決定機を作りながらも決め切れないハノーファーだったが、41分、ゴール前の混戦から原口がボールを奪い取ると、DFに囲まれながらも左足でシュート。ジャストミートしながったがボールは右サイドネットを揺らし、待望の先制点をゲット。原口にとっては今季5点目のゴールとなった。

 後半もアウェーチームが優位に試合を進めるが、好機を決め切れず、追加点が入らない。そんななか、少しずつホームチームがポゼッションを高め、襲い掛かる。そして68分、左CKからニールセンに得点を許し、1-1とされる。

 だが70分、失点直前に交代で入ったドゥムボヤがFKに頭で合わせてネットを揺らし、再び2-1で突き放した。

 リードしたハノーファーは、室屋も身体を張った守備を見せるなど踏ん張りを見せるが、76分には再び同点にされ、攻め込まれる時間帯が続く。

 結局試合は2-2のドローに終わり、ハノーファーはこれで3試合勝ち星なし(2分1敗)。2度リードするも追いつかれ、昇格を目指すクラブにとっては手痛いドローとなった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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