バースデーソングは自ら熱唱! 54回目の誕生日を迎えたカズ。感想は「特にない」

2021年02月26日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

「タキシードでシックに。今回はそんな気分」

2月26日に54歳になったカズ。「今季もシーズンを通して、しっかり働けるように頑張ってやっていきたい」と意気込みを語る。(C)YOKOHAMA FC

 J1の横浜FCは、2月26日に54回目の誕生日を迎えた三浦知良の誕生日イベントをオンラインで実施した。

 54歳になった感想は「特にない」。自身の年齢のことよりも、「毎日毎日、自分がサッカーとどういう気持ちで向き合えるか」を考え、目前に迫る開幕を見据えて「良いシーズンを迎えられるように、常にやってくる試合を目指して進んでいきたい」と願う。

 だから「年齢に関しては、今さら言うことはないと思います。54歳になったんだな、ということしかない」という。

 例年であれば、多くのメディアに囲まれて行なわれるカズの誕生会だが、コロナ禍の影響で今年はオンラインでの開催に。「メディアの方が開いてくれる誕生会とは違って、ちょっと寂しいんですけど」と話すが、ビシッとスーツで決めるのはいつもどおり。

「タキシードでちょっとシックに、エレガントに、セクシーにいきたいな、と。今回はそんな気分でした」

 報道陣からの質疑応答の後は、チームメイトの伊野波雅彦から花束贈呈。バースデーソングは、なんとカズ自らが熱唱! 国民的バンド『サザンオールスターズ』のボーカルで、カズと同じ2月26日の生まれの桑田佳祐氏を模した美声を披露した。
 
 サッカーボールで「54」とデコレートされたケーキのろうそくの火を消すと、「みなさん、お付き合いありがとうございました!」と気遣いを見せるカズは、最後に今季の活躍を誓った。

「開幕しますんでね、今季もシーズンを通して、しっかり働けるようにこれからも頑張ってやっていきたい。応援よろしくお願いします。またスタジアムでみなさんに囲まれて、インタビューされるように活躍したいと思います。その日が来るまで頑張ります。ありがとうございました!」

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

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